湖西サイト長の杉浦さんから、友の会に対して新年度のご挨拶を頂きました。
下記に掲載しますので、皆さん是非ご覧ください。
少しずつ寒さが和らぎ、日差しも暖かく春を感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨年は東日本大震災やタイの洪水など大きな出来事が日本全体を襲い、私たちのモノ造りも過去経験のない事態に見舞われました。しかしそのような厳しい環境の中、一丸となって困難を乗り越えられる力をつけた一年でもありました。
今年は湖西サイトにも5名の新入社員が仲間入りをすることになりました。新鮮な感覚を備えた若い力も加わり、さらに一体感を高めていきたいと思います。
さて、2012年上期がスタートしましたが、大きな組織の変更がありましたのでお知らせ致します。
4月1日付でEMCSの東海テック(湖西・幸田・美濃加茂・稲沢)は廃止され、木更津を含む5サイトがプラットフォーム化されました。横串の共通機能においては戦略・効率の強化の役割を担い、各サイトでは戦略に合わせた運営が行われます。
この改革は個々に最適化を図るのではなく、EMCSが一体となって総合力を発揮し、ソニーのモノ造りをリードする体制にしていくのが目的です。
これまでに培われた技術力、生産力に磨きをかけ、新しく更に強いEMCSを目指して参ります。
最近のビジネス状況ですが、昨年世界初となる家庭用4K(超高解像度)ホームプロジェクターを発売したことは皆様へ紹介させて頂きました。現在もその販売は好調で、今後のビジネス拡大も期待されます。今後もソニーは
“4Kワールド”と称し、4K画質で映像を撮影し、それを観るという4Kの世界を広げようとしています。
撮る領域では、新製品として昨年末から出荷が開始されたデジタルシネマカメラの最高峰モデル(モデル名称:F65)は発売前から400台の受注があり、全世界への出荷が始まっています。
現在F65最初の映画製作 ソニーピクチャーズ配給 “After
Earth” の撮影も順調に進んでいますので、美しい画質にご期待ください。(2013年6月公開予定)
そして観る領域では4Kデジタルシネマプロジェクター(モデル名称:SRX-R320が「第58回(平成23年度)大河内記念生産賞」を受賞しました。
産業上の顕著な業績に対し財団法人 大河内記念会より贈賞される権威ある賞で、世界に先駆けてSXRD(反射型液晶ディスプレイデバイス)技術を開発し、デジタルシネマの急速な普及に貢献したことが評価されました。
今後も全世界の放送局や映画関係者へ4K製品をお届していきますので、皆様も劇場や家庭で4Kを体感し、画質の素晴らしさに感動頂けたらと思います。
一方、社会貢献活動に目を向けてみますと、3月13日(火)に岡崎保育園の園児達(約30名)を招き、湖西サイト内で育てたほたるの幼虫100匹を含む230匹をグラウンドワーク湖西、笠子筒川ほたるの会、及び湖西市役所の方と一緒にほたるの里に放流しました。
(これらの内容は、中日新聞及び静岡新聞に掲載されました)
ほたるの里は、過去不法投棄が絶えなかった場所でしたが、池の中の雑草取りや草刈など、
湖西サイト社員のボランティア活動も活発に行われ、現在は美しい環境が維持されています。
6月上旬にはホタルが舞う姿が見られますので、ぜひご覧ください。
最後に、友の会の益々のご発展と皆様方のご健康、ご活躍を祈念致します。