針をすると・・・

 鍼には、ハリ麻酔のような鎮痛作用、自律神経作用、自律神経の調整による内臓の活性化、免疫作用を高めるなど、病気から身体を守る数々の効果があります。これらの効果は多くの医学者や医療機関で科学的に研究されております。
あるツボに鍼をするとその刺激は脊髄から大脳皮質に伝わり、身体を安定した状態に改善していきます。また、鍼刺激を与えることにより、局所又は全身の血液循環を良くし、痛みを起こさせる物質の局所濃度を低下させ、栄養分に富む新鮮な血液を供給することにより痛みを和らげる作用があります。


ツボ(経穴)・経絡とは?

 東洋医学の重要な概念の1つに「気血」があります。
気血とは今風に分かり易く言えば
「エネルギー」と表現するに近いものです。その気血の流れる通路のことを「経絡」といい、全身に12本の特性を持った流れがあります。そしてツボ(経穴)は経絡上の要所にあり、ちょうど地下鉄が駅で地表と通じているように、体表との開口部であり、全身に361余り存在します。
 ツボは精細に探れば、臓腑につながる経路の変調を知ることが出来、適切な鍼灸刺激を与えると、体の調整が可能となる治療点でもあります。


●鍼・灸は予防医学のひとつです。

どんな健康な人でも、骨格や筋肉、内臓にちょっとした"ひずみ"を持っています。病気ばかりでなく、
体質の改善、病気の予防、健康管理に鍼・灸を大いにご利用下さい。


●鍼・灸の効果は科学的にも解明されつつあります。

痛みの軽減、血流の改善や皮膚温の上昇など、自律神経系、内分泌系、免疫系に作用することが確認されてきております。


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