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    立教175年(平成24年)5月18日発行 第269号
    一面挨拶

静岡大教会創立120周年に向けて
平成24年7月8日記念祭執行

少年会おつとめ総会(平成24年4月1日)
少年会おつとめ総会(平成24年4月1日)
 初夏の候、静岡大教会創立120周年記念祭がいよいよ間近となりましたが、如何おすごしでしょうか。
 三年千日活動目標を打ち出しをさせて頂いてから、年月の移り変わりは速いもので、もう3年が経ちます。振り返りますと、いろいろな事が起こりました。もっとも大きな出来事は、やはり東日本大震災であります。復興が進んでいない地域が多く、また、放射能の影響は測り知れません。この問題は、直接被害を受けた地域だけでなく、原発の問題は全国に深刻な影響を与えています。その他、台風による被害や、最近では、竜巻の被害も出ました。自然災害だけでなく、経済の状態も悪く、高齢化、介護、教育の問題など、挙げれば数限りなくあります。これらのことは、なかなか簡単に解決できる問題ではありません。だからといって、誰彼責めたり、いたずらに悲観していても、世の中は良くなりません。
 このような世の中だからこそ、我々よふぼくがしっかりした信仰信念を持って、「感謝、慎み、たすけあい」を合言葉に、たとえ不自由な中でも、生かされている喜びをわすれず、陽気に明るく勇んで通らせて頂くことが大切であります。
 この度の三年千日活動を通して、世の中で起きてきたことや、それぞれに起きてきたことを振り返り、親神様の思召しをもう一度しっかり思案し、通るべき道筋を正し、これからの世の中に、また自分自身の人生に、少しでも役立てていただきたいと思います。
 最後になりましたが、120周年記念祭は、届かぬ点もございますでしょうが、皆様が共に笑顔で喜びの中行われますよう勤めさせて頂きますので、一人でも多くの方のご参加を心よりお待ちしております。

立教175年(平成24年)5月18日      
静岡大教会長 松浦一郎