心と体を鍛えたいなら 武道空手 試行塾

大山総裁の言の葉

ここには、かって自分が憧れた孤高の極真空手の創始者としての、
、故大山総裁の珠玉の言葉が、置いてあります。
数を頼まない、真の空手道を、一人でも真っ直ぐ歩もうとする者の為の道標でもあります。
又、空手道とは別の道を歩む人にとっても、その道を灯す明かりでもあると信じております。
*言葉の注釈は、自分が理解できる範囲で解釈を加えたもので、
これが一般的であるとか、絶対正しいというものではありません。

 

言の葉1
頭は低く目は高く
口謹んで心広く
孝を原点とし他を益す

 

注釈
常に謙虚な気持ちを持ちつつ、志は誰よりも高く持ちなさい
汚い言葉は慎み、人の言葉には常に耳を傾け寛容性を持ちなさい
親孝行の心を基本にして、世の中に役立つことをしなさい

 

言の葉2
正義無き力は暴力だが、力なき正義は無能である
正義なき力は無能なり 力なき正義も無能なり

 

注釈
正しきを通すのに、ただ力をふるうのは暴力でしかない
しかして正しきを通すのに力が無い事は無力でさえある
真の力は正しきことを通すために必要なものでなければならない

 

言の葉3
武の道においては
千日を持って初心となし
万日の稽古を持って極とす

 

注釈
武道の修行は、多くの修行をもっても初心忘れず
さらに多くの修行をもって、その極みに到る道である

 

言の葉4
己を滅して
己を生かす道が武道の極意なり

 

注釈
自分を生かすことに執着しないことが、結果自分を生かす道になる。
これが武道が武道であるための精神の目指すところである。

 

言の葉5
空手の稽古は士魂空拳である

 

注釈
空手の稽古は
武士の魂を込めた拳の空手である。

 

言の葉6
実践なくんば証明されない
証明なくんば信用されない
信用なくんば尊敬されない

 

注釈
自分の身を挺して働きかけなければ、その存在は認められない
その存在によって初めて信用を得ることが可能となる
その信用得ることが出来なければ、尊敬される道も閉ざされる

 

言の葉7
金を失う事は小さい事である
信用を失う事は大きい事である
勇気を失う事は自分を失う事である

 

注釈
金は失うこと自体は小さいことであるが
金に執着して信用を失うことは大きなことである。
更に金を失なうことを大きく考えることは、自分の心を見失うことと同じである。
*総裁は金に執着するなと言っておられるが、お金には苦労されたようである。
苦労された経験が、自分への鼓舞として言葉に現れたのでないだろうか。

 

言の葉8
侍は刀を常に磨いて鞘の中に納めておく抜かない。
抜かない所に侍の価値がある

 

注釈
常に戦える技量・体を耐えて保ち続けるも
戦わずとも負けない強い心を持つところに真の強さがある

 

言の葉9
空手に先手あり、然れども私闘なし

 

注釈
空手に於いて先に仕掛けることはあっても
それは、空手を武器に相手を屈服させることを正当化する為ではない。

 

言の葉10
継続は力なり

 

注釈
修行を諦めず続けることは、生涯無くならない力と成り得る。

 

言の葉11
心を極める

 

注釈
真実を極めることが極真

 

言の葉12
権力に媚びない
金の奴隷にならない
暴力に屈しない
武道の目的は人間完成にあり

 

注釈
何のために空手の修行に挑むのか、何のために武道を極めようとするのか
権力の誘惑に取り込まれ、金を使うのではなく、使われるようになり、
、或いは強大な力にひれ伏す事では無い。
武道はいかなる事態でも自分を見失うことが無い自己を作ることを目指している。

 

言の葉13
強くなろうと思ったら、まず始めよ

 

注釈
目的が出来たら、まず始めることが全てです。強くなるために、まず始めなさい。

 

言の葉14
金脈ではなく人脈である

 

注釈
金のつながりは金を失えばたちどころに無くなるが、
人との真の繋がりは無くそうと思っても無くなるものではない

 

言の葉15
受けた恩は忘れるな
受けた恨みは忘れてしまえ

 

注釈
受けた恩は、受けた恨みより、果てしなく大きいものである。

 

言の葉16
歳を取ったら歳相応のカラテがある

 

注釈
カラテの道は、いくつになっても、ふさわしい道は存在する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
各道場別稽古日時 道場訓及び稽古訓 試行塾空手を始める君に 行事予定及び報告 大山総裁の言の葉 お問い合わせ たかが空手 されど空手~