■最近のネット事情(その4)

今回の情報は、インターネット接続についてお話をします。
その前に、基本的な単位につてお話しておきます。

「通信速度」を表す単位としてbit(ビット)と言う単位があります。
○○Mbit(メガビット)など見かけた事があると思いますが
このbit(ビット)とは「情報量の単位」です。

パソコンの頭脳部分であるCPU(Central Processing Unit)にもこの単位が用いられています。
値は1,000倍毎に、Kilo(キロ)→Mega(メガ)→Giga(ギガ)→Tera(テラ)→Peta(ペタ)の様に表されます。

1Kbit=1,000bit
1Mbit=1,000,000bit(1Mbit=1,000Kbit)
1Gbit=1,000,000,000bit(1Gbit=1,000Mbit)


先ほど、「通信速度」を表す単位と言いましたが、正式には「情報量の単位」なのです。
では何故「通信速度」を表す単位と表現したかと言いますと、単位時間内での情報量が大きくなれば
見かけ上伝達する情報量が増え、より多くの仕事をこなすことが出来るようになり体感的には速度が速くなったと感じるからです。

またこのbitと関連してbyte(バイト)と言う単位があります。
これもCDやDVD、HDDなどその媒体の容量(大きさ)を表わす単位として普段から目にする単位です。
このbyteとは「情報の大きさ」を表わす単位として用いられ、先のbitとは密接な繋がりがあります。

情報量の単位=bit(ビット)
情報の大きさ=byte(バイト)

これは日本語で覚えるより、そのままコンピューター用語として覚えてしまった方が混乱がないかも知れませんね。

コンピューターでは英数半角文字を1文字表す為には8bitが必要になります。
そしてこの英数半角文字の1文字が1byteと言うことになります。

1byte=8bit


パソコンの画面上では、この英数半角文字は8×16ドットで表示されますが、我々が使用している日本語文字はそれより大きく
16×16ドットで表示されていますので2byte文字と言われる事もあります。

英数半角=1byte=8bit
日本語=2byte=16bit

現在では、32bitや64bitと言われるCPUがパソコンに使用され居ますが、以前には8bit、16bitなど、CPUにも使われていました。
日本語の文字は2byte=16bitですから、16bit以上のCPUのパソコンじゃないと日本語の表示は出来ないと言う事がわかると
思います。

インターネット接続の話で、事前に速度について触れておくつもりでしたが、思いの他長くなってしまいました ^^;
肝心の本題のお話は、また次回と言うことにいたします。





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