とこう書くとすんなり行けたようだが、実際はこの辺で少し迷い地元の方に聞いて分かった次第。新しい地図を注文したのだが待てずに古いのを持って出掛けた。
立派な農家が続く道を緩く登って行き愛宕神社、山神社と過ぎると、初めて細野高原3.2kmの道標を見る。2.5km標辺りで右下より沢音が聞こえ出しヒノキの一応手入れされた中を行くようになる。
伊豆フライトハウス、山菜管理センター、現在地標示板、W・C等のある丁字路右折、9:30明るく開け広々とした細野高原に前方三筋山を望み踏み入る。右は樹林より稲取ゴルフ場が垣間見える。
ここで見られた花々。ノコンギク、リュウノウギク、アキノキリンソウ、ノアザミ、ヤマラッキョウ、ツリガネニンジン、マツカゼソウ、リンドウ、コウヤボウキ等。
"緑の日制定記念の森"の標示より右はランディング練習場、左はパラ練習場とある。テクモグは左をとる。吹流しが方々に立っていて、この草原はパラグライダーの楽しめる地帯でもあった。
景観や騒音で付近別荘住民と揉めたが建ってしまった。遠くから見るとそれ程でもないが、間近の方にとってはとても目障りだろう。音も夜など煩いかも知れない。エコ発電と景観問題の両立は難しい。
オフロード車が1台あった。下の方で追い越した車だ。山頂でも会わなかったので、八丁池への稜線へ行ったものらしい。これよりやっと木の階段の山道となる。
11:00三筋山頂着。細長い50m位のアンテナが2基、展望台等、巣雲山に似るがそれに負けない良い展望の山頂で食事にする。ケイタイで家に掛けてみたが少し呼び出すが直ぐ切れてしまう。
先程と同じようなアンテナが1基。この辺は昭文社の地図に記載されている三角点のある三峰山811.8mだろうか。山頂らしくないので分からぬまま通過。
パラグライダーが2機飛んでいる。気流に乗って何時までも上がったり下がったり、これは愉快だろう。西側、佐ヶ野川を隔てこんもり丸い鉢の山619.1mが直ぐそれと分かる。
大池という地点に出る。今井浜フライングスクールの平坦地が見えるのみで、高原というに相応しくない。センブリの花、シロダモ、ゴンズイの実を見る。
現在地標示板に出ると林道も終わり田尻川沿いに道を下って行く。登りと同じように可愛い山神社があった。2:15見高入谷入口の信号で国道135号線に出る。
いずれにしても大池高原は矢鱈林道が長いだけで、たいした事無いのでこのコースは勧められない。次は修善寺に出て八丁池口より稜線に取り付き、三筋山へと縦走し細野高原へ下るコースを計画している。
<コースタイム>稲取駅<1:40>細野高原入口<1:20>山頂<1:40>林道終点<1:10>見高入口<:45>今井浜駅 計6:30 <歩いた距離>車道22km 山道4km 計26km <使用地図>地理院2.5万湯ヶ野/稲取 昭文社8万伊豆 <掛かった費用>伊東〜稲取1150 今井浜〜伊東1330 計2480
高原の薄一面光るなりしばし憩ひて風車を眺む
秋の陽の山道登る我が前を蟻がまだ餌を運び横切る
山道にマムシ注意の標示あり逃げしトカゲに驚き竦む 08.10.28
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