08.06.14 城ヶ崎ピクニカルコース(3km)を伊豆海洋公園まで歩いたが、今回海洋公園隣の蓮着寺より八幡野漁港までの自然研究路(6km、約3時間)を歩いた。なおこの海岸一帯は"富士箱根伊豆国立公園"だ。
木曜、晴 <コース>伊東駅→蓮着寺→さいつな→対島川→橋立吊橋→大淀小淀→対島川→伊豆高原駅
戻って南へ、これより自然研究路となり奥の院(祖師堂)の右手を行くと世界平和誓願碑への道を分け左へ。
これより上下左右のでこぼこ石道なので、ウォーキングシューズは失敗、軽登山靴で来るべきだった。ちなみに今日はデジカメの他はウエストバッグにお握りとジュース缶程度。
立正安国論を著した日蓮上人が鎌倉幕府の怒りにふれ伊東へ流罪となる。
小舟でこの岩に置き去りにされたが危機一髪、川奈の漁師に救われた。岸はすぐ傍だが断崖絶壁でどうにもならない所だ。
地元の武士、小田原北条氏の今村若狭がのち祖師堂を建て21万坪を寄進、蓮着寺の起源となる。
水か薬品か分からないがどのようにして散布するのだろう。かなり雑に引き回されており自然の美観を損なっている。
ハマギクを期待していたが一つも見られなかった。イソギクは多く蕾がやっと膨らんで来たところだ。あと見られたのはハマゴウの花くらいだった。ラセイタソウが一部に見られた。
木の幹の食害が問題になっているタイワンリスが身軽に樹々を飛び移る様が見られた。伊豆半島を北上しているらしい。
11:30"さいつな"近くの展望地で霞む大島を眺めながら食事にする。
断崖と青い海と白い波しぶきのコントラストが素晴らしく見ていて飽きない。
やがて大きな水音に迎えられて対島川を小橋で渡る。少しで橋立吊橋。長さ60m、高さ16mとピクニカルコースの門脇吊橋(長さ48m、高さ23m。)より長い。
対島川に戻り右岸沿いの鬱蒼とした好もしい道を行くと車道に出る。
左少しで踏み切りを渡り右で、ホテルの入り口かと見紛う伊豆高原駅八幡野口だ。ここからの矢筈山816mの形が良い。
<コースタイム>伊東駅<:50>蓮着寺<1:10>伊豆高原駅近道<:50>対島川<:20>橋立吊橋<:20>伊豆高原駅 <歩いた距離>6km <使用地図>地理院2.5万天城山/富戸 日地7万伊豆半島 <掛かった費用>バス 伊東〜蓮着寺820 伊豆高原〜伊東640 <バス時刻>伊東駅発 海洋公園行き 3番線 7:55 8:55 9:55 10:45 東京方面からでは城ヶ崎海岸で降り、バスに乗るか歩いても2kmだ。逆コースの場合海洋公園よりのバスは ピクニカルコース参照。 <参照>IZUNET 伊豆海洋公園
山桃の昼なほ暗き山道の樹々の隙より白き波見ゆ
溶岩の柱状節理の断崖に波は激しく迫りて散りぬ 08.10.11
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