やがて富戸・川奈方面への道に入る。この辺りから振り返ると、宇佐美から延々続く海岸線と、伊東市の背後の大平山などの稜線が、大パノラマとなって煩い国道の騒音も我慢出来る。 沖合い遠く初島、近くには手石島が浮かび、テトラポッドに砕け散る波しぶきで、汐の香も漂う。
この辺から手石島にかけては浅瀬で、東と西の波がぶつかり合う瀬合い、通称三角波と言いサーフィンに良い。歩道も尽き狭くなった道を車に気を付けながら歩き、3階建てのビルを過ぎしばしで間もなく汐吹公園に到着する。
トイレ、自販機のある小公園で、市では全く宣伝しないので穴場かも。ここでゴツゴツした面白い形のニガガシュウ(ヤマノイモ科、ツル性)のムカゴを採集。一面に咲くカンナの中を海岸へ下りる。