折角早く出掛けたのにバス便が悪く、本厚木で1:00待たされる。それでも土山峠に8:00には着いた。これより北は宮ヶ瀬ダムが出来、様相は一変しつつあるらしい。この辺も整備されたとかで道標、木段完備。新緑真っ盛りを登り始める。
タチツボスミレ、クサイチゴ、チゴユリ、コスミレ、ツボスミレ、ミツバツチグリ、マムシグサ、ナルコユリ、ニガイチゴ、ヤマブキ、コゴメウツギの花々。鳥ではウグイス、イカル、ジュウイチ、ツツドリ。86.04.06川弟川を隔てて見たスギ林。3/23雪害でやられたまま未だ放置されている。
モミの大木が点在する中ギンリョウソウを見掛ける。小祠があり西側下に林道工事中、東側は山頂迄鹿除柵。木の間より時折華厳山が東方に望まれる。この山域タマノカンアオイが非常に多い。標高600m余でもキランソウが見られた。
9:00辺室山着、三角点の少し先が小広い山頂で、東と北が少し開けている。642m峰の先では仏果山がガレ場を見せ形良い。小祠先より左折直ぐが西に主脈の見える物見峠、この辺コナラ、ヤブツバキの花。物見沢へと下る。キケマン、ムラサキケマン、ヤマルリソウ、ウワバミソウ、ヤマブキ等。
沢山ある桟道がすっかり新調された。沢を幾度か渡り返すこの辺、変わった点は鹿除柵を丸太で何回か乗越す事、高みに迫った林道等。10:48ハルユキノシタ咲く黒岩着。これより登りは林道を横切りテーブルのある一の沢峠へ、ここから大山北尾根へ取り付く。