90.11.11奥多摩 高尾山599.0m→東高尾山稜 日曜日 快晴 単独 <コース>高尾山口駅→稲荷山→山下→西山峠→草戸山→高尾駅 快晴爽やかな秋の休日、久し振りの快適な山歩きだった。但し紅葉は遅く未だウルシ位。又途中ハプニングの為変則コースを取る。 広々と区画整理された古淵駅前から、丹沢や奥多摩の山々がくっきり見通せる。しかし後数年もすればビル群で埋る事だろう。私の団地に通じる大通りも橋も拡幅工事中だ。(注1) 大勢のハイカーに混じり、高尾山稲荷山コースに取り付く。前後する人達は殆んど年配者でペースが合い静かなのが良い。稲荷山で上着をザックに収め快適に登って行くと、丹沢や富士山が木の間越しに見えて来た。途中より高尾林道へ向かう、道は直ぐ終り鎖で下の林道へ。 各所水が豊富に流れる林道を歩き始めるが、ここではっとする。妻が今日から3日掛かりで九州に旅立つのだが、鍵の入った財布を置いて来てしまった事に気が付いたのだ。3時頃迄には電話しないと行って仕舞う。それで大垂水峠〜南高尾の計画を止めショートカットし、電話のある国道に出る。(注2) バンガローや散策路のある休養林に出るとシラヤマギクが多い。国道を東に約3km歩き山下でやっと電話を見付け、鍵を掛けないよう妻に伝えやっと安心、南高尾の西山峠へと向かう。この入沢川沿いのコースは伐採作業中で歩きにくい。作業の人に聞くとこの先暫くの我慢ですとの事。200m位跨ぎながら苦労してやっと山道になる。 10:40西山峠着、西側のピークの北面が伐採され展望が良い、高尾山を眺めながら食事にする。11:00出発、追分、草戸山と過ぎると、城山湖(本沢ダム)は工事中で水0だ。ミズヒキ、アキノキリンソウ、コウヤボウキ、リュウノウギク。このコース瘤多くこたえる。高尾山口駅分岐より更に先へと行って見る。人通りもぐっと減るが同じような上下の後団地に下り着いた。妻の出発未だの感じなので、高尾駅で忘れぬよう念の為又電話、古淵駅から団地へ向かうと向うから旅装の妻がやって来た。
(注1) その後駅周辺は、大型スーパーが2棟出来、大小のマンションが林立、町田駅より立派になったが、便利と引き換えに、来た当時の雰囲気は失われ都心と何等変わらなくなって仕舞った。
<コースタイム>出発6:40→高尾山口駅8:00→稲荷山8:30→山下10:00→西山峠10:40〜11:00→草戸山11:40→高尾駅13:45→帰着15:45 |