青山白雲  89.12.03奥多摩 刈寄山687.3m→市道山795.1m
日曜日 快晴 単独
<コース>五日市駅→篠八窪尾根→刈寄山→鳥切場→市道山→和田峠→陣馬高原下→八王子駅

刈寄山→市道山  五日市駅より歩き、途中秋川沿いの道を行くが、一旦車道に戻り沢渡橋より戸倉城山へのコースと別れて盆堀川を渡り、川沿いの暗い感じの林道を行くようになる。

 送電線巡視路入口の標示より登る。9:00新所沢線6号鉄塔より鞍部に下り、左への良い道を見送り尾根通しの頼りない方を取る。やがて東方伐採で見通しが良い。女の子を殺しビデオに撮ったり、骨を磨いたりした異常な事件があった。犯行現場の丘陵が眺められる。

 五日市の名門だった一家は結婚目前の姉は破談、家を引き払い四散、僧籍に入った父親も後日自殺した。そんな事を考えながら暗い杉林を登って行く。落葉してすっかり明るいクヌギ、コナラ林に出てほっとする。(追注、犯人は死刑になり、2008年現在執行された。)

 東に鉄条網が現われ下方採石場だ。一登りで刈寄山頂、83.08.28の時展望皆無だったが今日は南方大伐採で丹沢が良い。あずまやも出来ていた。市道山迄は起伏激しく疲れる。鳥切場とっきりばは南方、其の先北方と大伐採が入りすっかり明るくなった。

 落葉樹で明るい吊尾根は道は藪っぽい。野猿も居るという西下の小坂志川では雪の深い冬5人遭難内3人が死亡している。最近も2人連れの1人が3日目に救出等、道標が矢鱈あっても肝心の迷いやすい山道に無いので、関東ふれあいの道とやらで大挙押し掛けた登山者が踏み迷うのだ。

 元気な時ならこの侭相模湖迄歩くのだが、今日は和田峠から下山した。

<コースタイム>出発5:55→五日市駅7:55→刈寄山11:05→市道山13:25→和田峠15:07→陣馬高原下15:55→帰着18:15
<歩いた距離>山道16km 車道10km 計26km
<行動時間>7:55→15:55 歩行7:38 休止:22 計8:00
<掛かった費用>¥1870
<使用地図>昭文社5万 奥多摩  地理院2.5万 五日市/与瀬
<参照>新ハイキング誌No.395 北尾根(末国氏)
       〃        No.388 篠八窪尾根(守屋氏)

前へ   上へ   次へ  目次へ   青山白雲  リンクへ