仕事が忙しく中々山に行けない。正月休みというのに近くで済ませた。本厚木駅で弁当と思ったがさすが2日では売ってない。やっとマクドナルドでバーガーを買い求める。バスからの山波はくっきり、東北は雪が多いらしいがこちらは富士山今だ無しという。

半僧坊下車、ガイドだと"関東ふれあいの道"が経ヶ岳に通じているそうだが、手前の良い道を登ってしまう。 　送電線を過ぎると山道となり伐採地で判らなくなり大分ロス、林道に出た。東の展望が良く、ゴルフ場、墓地、宅地etc.の開発が鳶尾山周辺の丘陵地を凄まじく侵食しつつある。 　林道を右に行き10:20半原越に出、経ヶ岳に向かう。経石があり傍の解説板に昔御上人が経を石の下に納めたとのこと。 　又疲れた落人がトウモロコシ畑を槍ぶすまと見誤り、これまでとこの地で果てたので、以後村人はトウモロコシを作らないとも。小休止の山頂は丹沢主脈の展望が良い。 　支尾根にハンターが居るのを見ながら、鹿除柵沿いに木の葉に滑りながら急降下、こちらの尾根は保護区になっている。鞍部の用野越路は良い道が南下している。一頻りの登りで華厳山着、経ヶ岳、八州ヶ峰そして相模平野を眺めながら食事と休息。

　大分藪っぽくなって来たが道は確りしている。高取山は何の変哲も無く通過、南下方は道ぎりぎり迄遥かな下へと削り取られた大採石場で、大型ダンプが動き回っている。この先新ハイの末国さんの案内板の所より左へゴルフ場の道を分けて直進。

　白い農協の帽子が転がっている先へ出ると、左手の道より男が現われ帽子が落ちて無かったかねという。あったというと猿が居てねとの事、腰に鉈を差していた。三脚付カメラを担いだ若者と擦違ったりと、藪山も結構里近いせいか人通りがある。この辺はカニクサ、アオキそしてカラスザンショウの大木が目に付く。この後果樹園を経て小鮎川沿いとなり人家で道を訊きながらバス道に出た。

＜コースタイム＞出発7:07→本厚木駅8:00→半僧坊8:26→半原越10:20→経ヶ岳10:45→華厳山11:25〜11:56→高取山12:17→上飯山14:01→帰着15:30
＜歩いた距離＞山道4km　車道8km　計12km
＜行動時間＞8:26→14:01　歩行4:50　休止:45　計5:35
＜掛かった費用＞￥1590
＜使用地図＞昭文社4万　丹沢　　地理院2.5万　上溝/厚木
＜参照＞新ハイキング誌 No.384　経ヶ岳〜華厳山〜高取山
　　　　　　　　　　　 　　　　　No.397高取山〜煤ヶ谷高取山
　　　　　　　　　　　 　　　　　76.10.10仏果山→経ヶ岳