青山白雲  87.02.01道志 今倉山1470.3m北尾根
日曜日 晴後曇 単独
<コース>都留市駅→道坂トンネル→今倉山→パラジマの頭→えびらの峰→鳥屋の峠→猿焼峰→城ヶ丸→曽雌そし禾生かせい

今倉山北尾根  道坂トンネル手前で中年夫婦と30代の単独者がバスを降りた。私はトンネル先のバス停より峠へ、単独者が先を行くのが見える。山頂迄は西面が大伐採され良い眺めだが、ブナの巨木が惜しげもなく伐られ痛々しい。

 その内昭文社の地図が落ちていた。彼のではないかと思い渡すべく先を見ると、遥か高みを軽く登って行くのが見える。山頂で渡そうと急いだが登り着いたら既に行った後だった。

 鞍部に下り北へと突入、雪が20cm。カラマツ中木の藪で蔓等を鎌で払いながら前進、やがて西峰北尾根に出る。シカの糞や足跡が見られる。

 東方伐採地に出ると、奥道志主脈中心部が一望だ。コガラがつつ、じーじーと鳴いている。樹林に入りしばらくの下りで分岐を右に取ると又大伐採、ガイド記事の立枯巨木があり一登りでパラジマの頭へ。

 2人の猟師が居た。イノシシを狙っているという、これから行く猿焼峰、地元では野猿やえんというそうだ。急登で登り着いた箙の峰にも焚き火をする2人、前後計7人何れも年期の入った感じの地元猟師らしい。猿焼峰よりは右へ取ったが良いとは、最後の猟師の助言だ。

 ↓今倉山より御正体山と鹿留山
今倉山より 御正体山 鹿留山  これより露岩の痩尾根とアカマツ林を行く。相変わらず東面の伐採が続く。猿焼峰からは今倉山が雪の北面を見せて高い。

 左少しで城ヶ丸三角点だ。引き返し東へ向かうが、次第に藪が酷くなり又枝打ちの為歩きにくく、その内断崖で大旅沢の上に出た。

 迂回するとバンガローのある大きな釣場になり、沢より林道に上る。パラジマの頭:西丹沢にパラジマ峠があるが、共にどういう意味だろうか。毒垈ぶすぬた、西ヶ原の台の正確な地点はよく判らない。

 ↓今倉山よりブナダツマ〜ワラビタタキ
今倉山よりブナダツマ〜ワラビタタキ <コースタイム>出発5:55→都留市駅7:57→道坂トンネル8:45→今倉山9:45→パラジマの頭11:02→箙の峰11:39→鳥屋の峠12:10→猿焼峰12:38→城ヶ丸12:47→曽雌14:34→禾生駅→帰着17:30

<歩いた距離>山道12km 車道1km 計13km
<行動時間>8:45→14:34 歩行5:20 休止:30 計5:50
<掛かった費用>¥3860
<使用地図>昭文社4万 高尾/陣馬/道志  地理院2.5万 都留


<地名の異称>箙の峰→箙沢の頭、高指たかざす  猿焼峰→野猿  城ヶ丸→ジョウゴ丸  大旅おおだび沢→入山谷
<参照>新ハイキング誌No.374 今倉山北尾根
      一日の山・中央線私の山旅 実業之日本社 横山厚夫氏 p152 猿焼山 PR→ 一日の山・中央線私の山旅←PR  甲斐の山山 新ハイキング社 小林経雄氏 p46〜47 PR→甲斐の山山←PR
  81.04.12ブナダツマ→菜畑山→今倉山

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