青山白雲  87.01.15奥多摩 日の出山 902.3m
木曜日、成人の日 快晴 単独     愛宕尾根→金比羅尾根
<コース>二俣尾駅→愛宕神社→三室山→梅の木峠→日の出山→麻生山→横根峠→金比羅山→武蔵五日市駅

日の出山  二俣尾駅下車、多摩川を奥多摩橋で渡る。古びた風情のある橋で、遥か下の渓谷、辺りの山や家並と良く調和している。

 ダンプが行き交う吉野街道を横切り愛宕神社に至り、急な石段を登る。

 道標が肝心な所に無く沢道の倒木で行き止りになる。仕方なく左の尾根を登ると岩場になり、これを越えるとやっと幅広の良い道に出た。

 石塔の先に送電鉄塔があり、今登って来た町並みが見下ろせた。雪が10cmばかりになると、奥の院に出た。結構立派な社だ。

 この先直進コースと捲道とあるが( )して捲道とある方が尾根道だった。やがて尾根を右に捲くと小鞍部に到達、ベンチがあり少しお腹に入れる。

 三室山の私製道標があるが山頂は先らしい、スギ山なので登らずに出発。捲道と別れ展望の無い瘤を2つ上下すると、又送電鉄塔に出た。先のが新所沢線、今度のは新秩父線だ。捲道も合流するここからは雲取山〜本仁田山方向が一望だ。車道が越え鈴木都知事筆の梅の木峠の碑があった。

 この先の電波塔迄は車道、そして山道に戻るが拂沢の頭等を次々に捲くので楽だが距離はある。日の出山手前より捲道を辿り、10分で金比羅尾根に着く。"関東ふれあいの道"になり木段、ベンチ、道標等が整備されたが、この先の5差路はいけない。道標に金比羅尾根経由五日市の表示が一切無く、尾根直進は三つ沢に下ってしまう迷い易い地点丈におかしい。よく見ると私製の金比羅尾根を示す板が道標にぶら下がっていた。今日は新設だがいい加減な道標だらけだ。
 ↓金比羅尾根より大岳山
金比羅尾根より大岳山  展望の良い新秩父線18号鉄塔迄ひたすら歩き、ここで昼食大休止。大岳山がくっきりと見え、静かで良い陽気だ。

 暖冬のせいかチョウも見掛けた。新所沢線13号も富士が見える。ぺたんと道端に寝るシャガ、ヤブコウジの赤実が枯草の間にぽつんとある。

 金比羅山苑地で餌台にシジュウカラが3〜4羽来ていた。途中地図に無い道を下り、田圃とガマの穂の林立する湿地そして牛舎の間より五日市の街に出、駅前の土産物屋で何時もの獅子口屋製山葵を求める。

<コースタイム>出発5:55→二俣尾駅7:55→愛宕神社8:15→奥の院9:07→三室山9:26→梅の木峠9:46→日の出山10:30→18号鉄塔11:38〜12:15→金比羅山13:38→武蔵五日市駅14:30→帰着16:30
<歩いた距離>山道21km 車道3km 計24km
<行動時間>7:55→14:30 歩行5:20 休止1:10 計6:30
<掛かった費用>¥1960
<使用地図>昭文社5万奥多摩  地理院2.5万 武蔵御岳/五日市
<地名の異称>三室山→丸ドッケ
<参照>84.11.23大塚山→日の出山→金比羅山

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