青山白雲  87.01.04御坂 
  本栖
城山1056m→烏帽子岳1257.4m→パノラマ台1325.1m
日曜日 快晴 妻と 車使用
<コース>本栖湖→城山→烏帽子岳→パノラマ台→烏帽子岳→本栖湖

本栖城山→烏帽子岳→パノラマ台  暗い内から車で出発、霧の深い中央高速をおっかなく運転、談合坂SAで一服、河口湖へ。朝陽に雪の東面を染めた富士を始め山々が良く見えるのも冬ならではだ。

 ノンストップで本栖湖へ、県の無料駐車場へ車を置き、冬の間閉じている本栖国民宿舎の裏手より東海自然歩道に入る。

 ここは青木ヶ原樹海が御坂山塊にぶつかって止った所で山沿いはブナ、ミズナラの自然林、平坦な樹海はアカマツ、ツガ等植物がはっきり分かれ、無論地質もまるで違う珍しい所だ。

 国道の両替坂手前で東歩と別れ、尾根の末端に取り付く。この辺の山々は1000m前後あるが、平地が既に900mなので軽いハイキングだ。

 ↓竜ヶ岳と本栖湖
竜ヶ岳と本栖湖  一登りして平らになった所が本栖城山で、街道を睨む格好の地だがそれらしい跡は微かに見られた丈だ。モグラ(ヒミズ?)の死骸あり。

 NHKのアンテナのある烏帽子岳よりやっと広い良い道になる。

 11:00パノラマ台着、南ア、天子、富士、御坂主脈の山々。足下一杯雄大な樹海が拡がる。左に精進湖、右に本栖湖そして遠く西湖、河口湖も見えた。

 風景はとても下手な記述の及ぶ所ではない。通俗という向きもあるがやはり初めて接すると爽快の一語だ。

 ↓富士
富士  妻も、登って来る人達も食事を忘れ素晴らしいの連発だ。居合わせた方が私達を並べて撮ってくれた。天子山塊と御坂山塊の境目は仏峠辺りだろうか。

 戦前の物らしい崩れかけた古い方位盤に拠ると仏岳の記入があり、位置からすると雨ヶ岳北尾根上の1393m峰ではないか。

 東歩の副コースとて、戻った烏帽子岳よりの下山は幅広のじぐざぐで、樹間より湖を眺めながら下るのは楽しいものだった。湖の色は澄んだ藍色だ。

 ↓パノラマ台より御坂主脈と河口湖 西湖 精進湖
パノラマ台より御坂主脈と河口湖 西湖 精進湖  車に戻り本栖湖を一周すべく出発したが凍結で途中よりUターン。しかしこの辺湖を前景に右竜ヶ岳で富士はカメラアングル良く、彼方此方でシャッターが切られている。樹海と富士を見るコースとしては最良かも。

<コースタイム>出発5:20→本栖湖7:40→城山9:00→烏帽子岳10:20→パノラマ台11:05〜11:41→烏帽子岳12:05→本栖湖13:32→帰着16:30

<歩いた距離>山道8km 車道1km 計9km

 ↓本栖湖と毛無山
<行動時間>8:04→13:32 歩行4:45 休止:45 計5:30
<掛かった費用>¥3200
<使用地図>昭文社6万 富士/五湖  地理院2.5万 精進
<参照>新ハイキング誌No.337 パノラマ台
      甲斐の山山 新ハイキング社 小林経雄氏 p214
     82.09.26端足峠→割石峠

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 ↓富士と本栖湖