86.06.15丹沢 日曜日 晴 単独 <コース>本厚木駅→宮ヶ瀬→金沢橋→栂立→本間の頭→高畑山→御殿の森→馬場→本厚木駅
林道を曲折しながら緩く登り、9:15金沢橋着。これより郡界標識に沿って踏跡を登り尾根に出る。雪害のスギ倒木で歩きにくい。オカタツナミソウ、ミヤマシキミ(実)。南側伐採植林で展望が開け、鹿除柵で仕切られている。コゴメツツジ、ヤマツツジ、コアジサイ、カマツカ、モミジイチゴ(実)。 9:56、550m峰に着く。高圧鉄塔があり展望が良い。あの巨大な虹の大橋も小さい。その先に左より石老山、三角山、仙洞寺山、南山そして三角山より見て形よかった仏果山はここからは平凡だ(参照)。草薮を急登の末11:02この尾根唯一名の判った峰、栂立に登り付く。山頂の半分は原生林、後半分は植林。鹿除柵がそれを仕切っている。
アイボリの尖った面白い形の茸、トガリアミガサタケを見付ける。ここで初めて観光センターに下るという家族パーテイと会う。13:42丹沢三峰東端の峰、本間の頭に着いた。78.07.02以来8年振りだ。ニガナ、オオカメノキ、ツクバネウツギの花。これより馬場へと下山。さっきの送電線の続きの鉄塔からは今日一の展望が開け北に栂立の稜線が見えた。 今日歩いた郡界尾根、藪尾根にしては歩き良く展望も良い。シカ、イノシシやクマと思われる大きな糞を見た。鳥の羽根が沢山落ちていたり原始の雰囲気に満ちたけもの達の聖域だった。道標は観光センター分岐のみでテープも無い。郡界標識(赤プラ杭)が目印だが5mおきにあるかと思えば、暫く無かったり又それに忠実に沿って歩けない所もある。
<コースタイム>出発6:35→本厚木駅7:05→宮ヶ瀬8:18→金沢橋9:15→栂立11:02〜11:31→本間の頭13:42→馬場16:45→帰着18:20 |