青山白雲  86.05.18道志 石老山694.3m→高塚山675.4m
日曜日 晴 妻と
<コース>相模湖駅→ピクニックランド前→顕鏡寺→石老山→高塚山→道志橋→相模湖駅

石老山→高塚山

 75.10.26初登山の山に10年振りだ。あの時は石老山入口からだったが、今日は東海自然歩道を利用した。未だ静かなコースだ。ウマノアシガタ、スイバ、オオイヌノフグリ、キランソウ、マムシグサ、キリ、ヤマツツジ、コゴメツツジ、ミズキ、スイカズラ、等の花々、スミレはもう殆んど終わって仕舞った。

 ウリハダカエデは種子を付けている。アカメガシワの赤い新芽が目立つ。シジュウカラ、センダイムシクイ、ウグイスの鳴声。3/23雪害に依るスギの倒木の様を妻に話していると、目の前にハンミョウが止まる。我々が歩き出すとぴょんぴょんと道案内、その美しい色と可愛い所作には目を奪われる。

 関口集落よりはハイカーも多くなる。病院横より山道になり怪岩、奇岩の登りになる。シャガが咲き、クロツグミが鳴く。顕鏡寺で一服、大イチョウがある(高さ42m、胸高5.4m、樹齢推定400年)前は100人の大部隊に気が散り気付かなかったらしい^/^  

 岩と祠と大木のじぐざぐ道が始まる。ジュウニヒトエ、チゴユリ、ミツバツチグリ、タチツボスミレ、ミツバウツギ、モミジイチゴ。融合見晴台で相模湖を見下ろし一服、遠くにアオバト、近くでヤマガラを聞きながら進むと、やがて緩やかになり伐採され明るい。
 ↓石老山顕鏡寺
石老山顕鏡寺  10:56石老山頂着、南方はすっかり伐られ展望は申し分ない。稜線を東少しで風を避けた所で昼食にした。富士は大分雪解けが進んでいる。

 伐採跡にはサンショウとイヌザンショウが一杯生えていた。ゆっくり休んだ後、高塚山へと明るい尾根道を東へ向かう。地味なホウチャクソウ、そして気付かないくらい小さなハルリンドウ。

 12:33高塚山へ、ここより先々回見ておいた、さがむ歩こう会の道標より下ろうと思う。まあまあの道だ。エンコウカエデ、イタヤカエデの樹が多い。近くでツツドリが鳴き出した。遠くで聞いているとぼぼーぼぼーと低音丈だが、近くだと外の音声も混じる。道はやがて不確かなまま急降、沢沿い道に出た。顔を洗ってこの道を下って行く。ガクウツギ、ヤブウツギ。林道に出て畑のある山里になった。オウギカズラ、ホオノキ、コウゾの花、道が地図とあんまり合致しないまま道志川に着いた。ここから仙洞寺山が南に堂々と格好良い。

<コースタイム>出発6:50→相模湖駅8:10→ピクニックランド前8:26→顕鏡寺9:34→石老山10:56〜12:02→高塚山12:33→道志橋15:32→相模湖駅16:45→帰着18:30
<歩いた距離>山道7km 車道5km 計12km
<行動時間>8:26→15:32 歩行5:20 休止1:40 計7:00
<掛かった費用>¥3080
<使用地図>昭文社4万 高尾/陣馬  地理院2.5万 与瀬/青野原

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