青山白雲  86.02.09道志 尾崎山967.8m→大野山1198.8m
日曜日 晴 単独
<コース>十日市場駅→尾崎山→大野山→谷村町駅

尾崎山→大野山  富士急行、十日市場駅よりR139に出て、小さな踏切をそして桂川を渡り涸沢に沿って緩く登って行く。やがて送電鉄塔に着く。少し先の鞍部は古渡乗越こわたのっこしと言い十万石、都留文大を示す道標がある。

 この道を西に向かうと尾根上に建つ2番目の鉄塔より道は古渡へ下って行くが尾根を東南に登る。ボサが少しで思った程でない。雪は5〜10cm。昨日5cm降雪の上に早や足跡が見られる。

 9:44尾崎山着、三っ峠が少し見える静頂。約10分行くと南方大伐の幼苗地に出た。鹿留川を下に鹿留山〜倉見山の真中に富士がちょいと覗いて居た。

 再び樹林帯に入り930m峰で又北東大伐採中とて、都留二十六夜山、今倉山が大きい。この2山はここからの眺めが一番良いようだ。右折急降、左の沢より登って来た足跡は、大野山へと向かうが間も無く又左へと下りている。何時の間にか戻ったらしく無くなった先程の足跡といい、ハンターのものらしい。小獣や鳥の足跡に混じり大きなのがあり吃驚する。直ぐ右へと入って行く。後で調べたら猪だった。

 ↓尾崎山より鹿留山
鹿留山  凄く登り手があり最後は岩場に突き当たり道不明、適当に登って12:00のサイレンを遠くに聞きながら、大野山に到着する。小広い樹林の山頂だった。

 御正体山迄行く予定だったが、この雪では大変とここで下山に決める。大野山は双峰で三角点峰先の東峰からは岩頭より、鹿留山が尖り根張り堂々で山の字其の儘だ。

 少し下ると恩賜境界石があり、南方御正体山への道を分ける。尾根上アカマツが多い。未だここでは松枯病の被害には遭っていないようだ。小野〜細野乗越より脚を延し矢花山へ、北方が伐採で展望された。一服の後乗越に戻り小野へ下りる。道は段々良くなり小野集落に下り着く。ここよりの二十六夜山はほのぼのとした里山の感じだった。

 ↓尾崎山より大野山
大野山 <コースタイム>出発6:11→十日市場駅8:33→尾崎山9:44→大野山12:02→矢花山13:15→谷村町駅15:18→帰着18:20
<歩いた距離>山道10km 車道3km 計13km

<行動時間>8:33→15:18 歩行5:30 休止1:15 計6:45
<掛かった費用>¥2810
<使用地図>地理院2.5万 都留

<地名の異称>尾崎山→高野山  大野山→小野山、文台山、大スラ  大野山:鹿留称、別称:大スラは西面に薪を落すスラ(修羅)があった。  文台山、ブンジャ:北麓小野、東麓細野称、ブンダイ(仏躰)の転化。

 ↓尾崎山より三っ峠
三っ峠 <参照>新ハイキング誌No.362 尾崎山/大野山
      甲斐の山山 新ハイキング社 小林経雄氏 p44〜45

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