青山白雲  85.12.15奥多摩 御前山 1450.0m
日曜日 曇時々晴 単独         大ブナ尾根〜湯久保尾根
<コース>奥多摩駅→奥多摩湖→惣岳山→御前山→宮ヶ谷戸→五日市駅

御前山  奥多摩三山の内、長い事登り残していた御前山に出掛けた。寒いのに結構登山者は多かった。

 奥多摩湖でバスを降り、8:50未だ観光客の来ない静かな小河内ダムを渡り展望苑地に登る。北は湖の一角を手前に、石尾根を背景として倉戸山が大きい。

 のっけから急登が続きロープを手繰りつつサス沢山へ、西方が見える。少し下り幅広尾根になる。又急登になると雪も1〜3cm。

 ここでも西方、三頭山、雲取山、大菩薩等が展望される。11:04登り着いた惣岳山には、小河内峠からの奥多摩主脈縦走路が上って来ている。立派な三頭山を見ながら食事。奥多摩有料道路は通行止らしく走る車も無い。

 ↓倉戸山
倉戸山  これより少し下ると栃寄からの道を合わせ、急登しばしで御前山西の肩に、ベンチのある富士を始め良い展望地だ。

 そして山頂はカラマツの疎林で何か雑然とした感じの所だった。東へ下ると雪は5〜10cmになる。避難小屋より南東に向かう湯久保尾根に入る。

 暫く尾根の東を捲いて行くが、この辺カタクリの群生地らしい。道は尾根通しとなり掘建小屋を経て左折、湯久保山は東、仏岩の頭は西を捲く。杉苗地に出てベンチがあり西方大展望となる。笹尾根とその手前に浅間尾根が共に延々と続いている。奥多摩では、この2尾根の他石尾根や日の出山よりの金毘羅尾根等が好きだ。要するに延々、だらだらの尾根歩きだ。

 ↓奥多摩主脈縦走路 御前山付近
奥多摩主脈縦走路 御前山付近  この後一軒家に出る、この辺2.5万図では道が尾根を外れているが、実際は902m峰〜703m峰の尾根通しだ。

 ミヤマシキミ、ヤブコウジ、マムシグサの赤実を見る。ツルマサキがスギの下草に非常に多い。

 西に捲くので尾根に登ると小社があった。伊勢清峯社とある。

 戻ると宇洞岩経由御前山の道標、石仏等を見る。じぐざぐ下り宮ヶ谷戸集落に出る。

   ↓湯久保尾根より浅間尾根 笹尾根 右三頭山 遠く権現山
湯久保尾根より浅間尾根 笹尾根 右三頭山 遠く権現山

倉戸山から見た御前山→85.01.13
<コースタイム>出発5:55→奥多摩駅8:25→奥多摩湖8:50→サス沢山9:51→惣岳山11:04〜11:30→御前山11:45→宮ヶ谷戸14:02→帰着17:00
<歩いた距離>山道13km 車道1km 計14km
<行動時間>8:50→14:02 歩行4:40 休止:30 計5:10
<掛かった費用>¥2120
<使用地図>昭文社5万 奥多摩  地理院2.5万 奥多摩湖/猪丸/五日市

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