青山白雲  85.05.19丹沢 西丹沢県民の森
日曜日 晴 車使用、妻と

西丹沢県民の森  立間大橋に車を置き仲の沢林道を3km北上、ウグイス、ジュウイチそしてツピ、ツピ、ジーとセンダイムシクイが鳴く。関西風に訛った京都ムシクイもいた。

 シャガ、ハハコグサ、ニガナ、オニタビラコ、シロツメクサ、バッコヤナギ(雌株)等を見て穴の平橋を渡ると、沢風が涼しい。ここが"西丹沢県民の森"の入口だ。

 中心部は大正の森と言い、大正4年(1915)植えられた約70年生のスギ林15haの間伐された手入れの良い明るい疎林に、あずまや、ベンチがある。

 遠くでツツドリが鳴いている。あずまやにはノートがあり、つまんねーとか、緑滴る感激とか・・・夫々一面を表わしていると思った。一番高い苗畑跡という草地で食事にした。ワオーワオーとアオバトが鳴き出した。

 ↓玄倉川
玄倉川  クワガタソウが非常に多い。あとヤマセリ、ムラサキケマン、ミミナグサ、キランソウ、キジムシロ、フタリシズカ、クサイチゴ、ムラサキサギゴケ、オオモミジの花々を見る。

 この他花は無いが多いものにサワギク、アカネ、サンショウ等。一度丈コノハズクがブッポーソーと2回鳴き我々を喜ばせる。

 二人静にしているとヤマガラ、コガラ、シジュウカラ等のカラ類が入れ代わり立ち代わり訪れ囀るが、姿は一向に見せない。帰り道ではカタバミ、ヤマネコノメソウ、ヤマフジの花そして1m余のマムシグサを見る。入口に戻るとヤマハタザオ、マルバウツギ、ヤブデマリの花。スギの天辺でクロツグミが鳴き出した。車に戻り玄倉林道を南下すると、前をキセキレイが行く。丹沢湖北岸を廻って帰途に就いた。

 ↓県民の森の奥に石棚山
県民の森の奥に石棚山 <歩いた距離>山道1km 車道6km 計7km
<掛かった費用>¥2300
<使用地図>昭文社4万 丹沢  地理院2.5万 中川
<参照>85.05.12前回

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