85.04.14奥多摩 鳥屋戸浅間 831.0m
日曜日 快晴 単独
<コース>上野原駅→棡原支所前→浅間峠→鳥屋戸浅間→浅間峠→三国山→和田峠→明王峠→相模湖駅
笹尾根縦走路より外れた山、鳥屋戸浅間に浅間峠より行って見た。凡そ静寂な山だった。これに反し浅間峠は"関東ふれあいの道"のコースになり、すっかりその良さが失われてしまった。
朝の町田駅前広場には早やツバメが飛び交っている。去年は緑の国勢調査に参加したのを思い出す。一般公募が意外に好評で10万人が参加、カワセミ等が戻って来たのが判ったという。上野原よりのバスは向風を過ぎ黒田川を渡る橋ではサクラのトンネルになる。運転手は昨夜の雨で色があ褪せたという。
↓鳥屋戸浅間手前より三頭山
棡原支所前で下車、一緒に降りた土地の御老人が近道を教えてくれた。日原集落は明るい丘上の山村だ。神社より道不明の儘適当に登り、尾根道に出る。 エイザンスミレ、タチツボスミレ、マムシグサが咲いている。権現山が見え左よりの道を合わせる頃には、感じの良い山道になり917m峰手前分岐を右で笹尾根縦走路に出た。
キブシ、ダンコウバイが咲き、ウグイスが鳴く。10:15浅間峠着。高尾起点のふれあいの道がここを経て上川苔に下っており、樹木が沢山伐られあずまや、ベンチ、案内板等が建ち、すっかり明るく昔の祠丈の落ち着いた雰囲気は失われた。登山者も多くなったようだ。 |
↓笹尾根縦走路 生藤山付近
小休止の後上川苔へ下る。一つ目の瘤の左を捲くと、右に赤テープ、その先の鞍部から尾根を行く。815m峰からは数馬集落の上に三頭山が大きい。 下って藪道を登り返すと鳥屋戸浅間だ。展望は無いが広い山頂の手前に三角点。東端に小社があった。静かなここで食事と休憩。
路外れ樹林山頂祠在り鳥屋戸浅間静けさの中 |
↓笹尾根縦走路 生藤山付近 遠く小金沢連嶺を望む
峠へ戻り熊倉山、三国山、生藤山と歩いて行く。途中樹間より鳥屋戸浅間の山頂に角張った感じで常緑樹が見え特徴ある山姿が眺められる。 連行峰も北が払われ大岳山、万六の頭等が良く見えるようになった。和田峠より陣馬山を省略し左手林道へ、山道に入ると引水あり洗面。 八王子市営山の家手前を左に行くと奥高尾縦走路に出る。明王峠で一服して一気に相模湖へ下山。イカルが鳴く。与瀬神社〜駅ではニリンソウ、ムラサキケマン、ヤマブキの花を見る。 |
<コースタイム>出発5:55→上野原駅7:34→棡原支所前8:09→浅間峠10:15→鳥屋戸浅間10:51〜11:36→和田峠15:14→明王峠15:58→相模湖駅17:20→帰着19:00
<歩いた距離>山道28km 車道2km 計30km
<行動時間>8:09→17:20 歩行7:50 休止1:30 計9:20
<掛かった費用>¥1460
<使用地図>地理院2.5万猪丸/五日市/与瀬
<参照>新ハイキング誌No.313 トヤド浅間
78.08.27笹尾根縦走
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