青山白雲  85.01.27御坂 鬼ヶ岳1738m→節刀ヶ岳1736.4m
日曜日 晴、時々曇 単独
<コース>富士吉田駅→根場ねんば→鍵掛峠→鬼ヶ岳→金山→節刀ヶ岳→大石峠→節三郎岳→新道峠→学校前→ 河口湖駅

鬼ヶ岳→節刀ヶ岳

  ↓御坂主脈と遠く三っ峠
御坂主脈と三っ峠
 ↓奥御坂主脈縦走路 鬼ヶ岳付近
奥御坂主脈縦走路 鬼ヶ岳付近  根場下車、79.01.01以来6年振りとて、地元の人に道を訊きながら荒れるにまかせた林道を辿り、山道に取り付く。

 休んでいる青年、王岳から精進湖へと言う。山頂辺りは雲に包まれぱっとしない天気ですねと、お互いに苦笑い。

 鍵掛峠ではごうごう凄い風で、有りったけの上にヤッケを着けても未だ寒い。

 稜線は雪10〜20cm位で鳥、獣以外にトレースは無い。霧氷が草木に付き美しいが、果して通過出来るかどうか心配で何度も引き返えそうと思ったが、折角来たのだから行ける所迄と覚悟を決める。

 ↓節刀ヶ岳
節刀ヶ岳

 10:36鬼ヶ岳着、南へ下がって見たが道が酷いので止め、縦走路に向かうと金山辺から危ない所も無くなりほっとする。

   樹間に西湖がきらきら輝いている。分岐より節刀ヶ岳へ、樹林の狭い頂上だった。天気は回復に向かっているようで四囲がだんだん見えて来た。

 縦走路に戻ると20名位のパーテイに逢う。振り返ると節刀ヶ岳が高い。大石峠も吹き曝しで駆け足だ。

 ↓十二ヶ岳のキレット
十二ヶ岳のキレット  節三郎岳より西の来し方を見ると十二ヶ岳、鬼ヶ岳、節刀ヶ岳が黒々とした山腹に雪の筋を引き、上空にはおどろおどろしい雲を去来させていた。
   新道峠より獣以外のトレースの無い道を下山。バス停に着くと、河口湖には"うの島"が浮かび、対岸に富士で良いカメラアングルだ。

 バス待ちの地元のおばあさんとの話で、この辺寒いが西湖に較べると良い方だそうだ。山は道楽じゃないと登れないよねと言うので、気狂いじゃないと登らないんですよと答える。変な返事?

 ↓黒駒釈迦ヶ岳
黒駒釈迦ヶ岳 <コースタイム>出発(タクシー)4:30→富士吉田駅7:17→根場8:06→鍵掛峠9:34→鬼ヶ岳10:36→金山11:08→節刀ヶ岳11:25→大石峠12:48→節三郎岳13:50→新道峠14:16→学校前16:00→河口湖駅16:42→帰着19:15

<歩いた距離>山道16km 車道6km 計22km
<行動時間>8:06→16:00 歩行6:40 休止1:10 計7:50

<掛かった費用>¥5700

<使用地図>昭文社6万 富士/五湖  地理院2.5万 河口湖西部/鳴沢
<地名の異称>節刀ヶ岳→雪鳥ヶ岳(雪鳥→ホホジロ) 節三郎岳→中ッ頭山 新道峠→見付峠

 ↓雲煙の十二ヶ岳、鬼ヶ岳、節刀ヶ岳
雲煙の十二ヶ岳、鬼ヶ岳、節刀ヶ岳 <参照>甲斐の山山 新ハイキング社 小林経雄氏 p210〜212
      81.05.25節三郎岳→御坂黒岳→御坂山

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