85.01.01〜03天子 塩の沢温泉と入ヶ岳 1185m 火〜木 妻と 2泊3日 <コース> 第1日:身延駅→大崩→椿草里→塩之沢温泉 第2日:(単独)塩之沢温泉→ 第3日:塩之沢駅より帰る 第1日 1/1 火曜日、元旦 快晴 身延駅→大崩→椿草里→塩之沢温泉(泊)
塩之沢集落の平地に出ると、ほぼ中心の十字路に富屋という駄菓子屋が在り、ここが経営するのが塩之沢温泉だ。冷泉の沸しで小さな風呂だが、傷と胃腸に効くとの事。食事は家庭的な味付けで美味しい。今日は正月なので餅や数の子が出る。奥様は若い頃毛無山に登ったそうで、御堂平はゴケンモチと云いワラビ採に行くとも。大崩の峠越えでは迷って佐野峠へ行って仕舞い、野宿となった客がいたとか。 第2日 1/2 水曜日 快晴 単独 塩之沢温泉→大垈→入ヶ岳→塩之沢温泉
↓入ヶ岳より五老峰、大ガレの頭、毛無山 チョロチョロ出る沢水を溜めた、野天風呂様水場あり洗顔する。艶々した綺麗な赤実を採集、宿の御主人がヨシズと云い焼酎に漬けると色、味共に良いと言われる。しかし帰って調べたがどうも有毒のヒヨドリジョウゴらしい。ヨシズの正和名が判ればと思う。登っている間、妻はお茶受けに出された小梅が美味しかったので、分けて戴きたいというと沢山下さり、お幾らですかと聞くとお土産が無いのでどうぞという事だったそうだ。
第3日 1/3 木曜日 初雪後晴 塩之沢駅→帰宅 その後宿にはお返しに、奥多摩の山に出掛けた時、例の獅子口屋製の山葵と蕗の佃煮を求め送ったら、電話でお礼があり、梅干が無くなったらお出で下さいとの事だった。
<コースタイム>
<地名の異称>御堂平→御堂、五宗山、出水、こうもり山。日蓮上人が身延山久遠寺創建当時、候補の山の一つで、御堂を建てた事があると言われる。 入ヶ岳:入り→奥まった所、谷の奥地。 |