84.05.27丹沢 大山北尾根(2) 日曜日 晴 単独 <コース>伊勢原駅→大山ケーブル→大山→水無の頭→水干の頭→送電塔→唐沢→唐沢峠→鍵沢の頭→大沢川→広沢寺入口→本厚木駅
7:50下社着、立派になった本殿の横より登山道に入る。そこには御幣があり、御自分で御祓いしますと登山の安全が云々と書かれ、供物料を載せる三方も置かれてある。神主も忙しいのだろう。 ヤマルリソウ、ミツバツチグリ、トウゴクミツバツツジ等を見ながら登ると、傘を逆さにした中にマイクを2本付け、集音装置にしている人が先を行く。矢張り遠くの鳴声はこれでないと無理のようで、私の掌中型は近くしか入らなかった。
意外に良い踏跡で、開き掛けたツクバネソウの花あり、12:00展望の良い所で1:00ゆっくりと食事。メギが二重の形の面白い花、コスミレ、オオモミジの花、エイザンスミレは未だ咲いていない。この尾根を登ると水無の頭に再び出た。ここで末国さんが北約50m先で唐沢へ下る地点に赤テープを付けて置いた、と新ハイで読んだのを思い出し行ってみたらあった。 時々現れるテープに助けられ急降を続けると、左手より連続した小滝のある沢に沿うようになる。確りした道が現われ唐沢出合に着く。ウワバミソウの花。数mで折れ残り小枝の出たブナらしい大木に、判らぬが数種の宿木が着生していた。水の流れていない河原を遡行。ウリカエデ、ニワトコ、ヤマブキ、ナツトウダイの花、チドリノキの小苗が一杯だ。 堰堤を2っ越すと右岸に確りした道が現われこれを登って行く。ヤマルリソウが沢山咲いていた。14:55唐沢峠、500m程大山へと登り鍵沢の頭への道へ入る。何れの道も唐沢尾根の一般道からは判らない。ヤマツツジ、チゴユリが咲く。ここで82.08.08のイカル今日も聞かれたので早速録音、帰って調べたら間違いなくイカルだった。 鍵沢の頭を過ぎると直ぐ柵にぶつかり内側は伐採されている。道は左へ三峰展望地で一服、センボンヤリが蕾で沢山出ていた。84.02.19雪でUターンしたすりばち広場に出て沢への道を下る。キランソウ、ハハコグサ、モミジイチゴ、ウツギ。沢の右岸を行く深緑の良い道だが高みは先程の伐採で酷い。 良い道は高みへ、そして左岸に移り釜跡、水チョロチョロの5段の滝等を経て水辺の広場から林道になる。ジュウニヒトエ、ニガナ、キケマン、ヒメシオン、シロツメクサ、アカツメクサ、ミミナグサそしてオオカメノキの白、ミズキの淡黄の花。
<コース>出発5:55→伊勢原駅6:27→大山ケーブル6:57→下社7:50→大山8:55→水無の頭10:02→水干の頭10:22→913m鉄塔峰10:33→800m鉄塔11:23→水無の頭13:15→唐沢出合14:15→唐沢峠14:55→鍵沢の頭15:34→林道16:55→広沢寺温泉入口17:43→帰着18:50 |