青山白雲
  84.01.08箱根 屏風山→948.1m鷹巣山834m→浅間山802.2m
日曜日 晴 単独
<コース>小田原駅→関所入口→屏風山→精進池→湯坂路入口→鷹巣山→浅間山→湯坂城址→箱根湯本駅

屏風山→鷹巣山→浅間山  関所入口でバスを降りると直ぐ屏風山への登り口がある。2cm位の雪に気を付けながら行くと、右手よりの道にぶつかり左へ急登、林道の終点に出る。

 石段の登り、後ろに箱根峠、芦ノ湖が見えて来る。TV-ANTに突き当たる少し手前の道標より左折、2m余の笹の中を行く。ほぼ平らな道は鬱蒼とした原生林になった。

 アセビやヒメシャラが多く、下の小低木では赤実のハイシキミが沢山、葉はミヤマシキミより薄く細長い。木札があるのをメモする(別記)木々は落葉しているので名札を見ても中々判らない。鳥が多いとの事で初夏に来ると良いかも。平らな山のほぼ中心で道標によると山頂に着いたらしいが三角点は不明。

 ↓屏風山より駒ヶ岳 双子山
屏風山より駒ヶ岳 双子山  樹の間越しに双子山が見える頃、アカガシの大木の多い中の急降になる。地図を見ると山の東面は断崖らしい。北面の旧道より見ると屏風の様に見える事からこの名がある。

 その旧東海道に出た 。甘酒茶屋は右少しらしいが左へ、右に入ると並行して旧道があった。又東海道に戻り氷結したお玉ヶ池に出る。立派なスギ林に入り緩く登ると国道に出た。

 精進池の向うに駒ヶ岳が高い、そして磨崖仏や曽我兄弟供養塔等が在る。東海道最高点874mを過ぎ、双子山への道は登山禁止だ。已む無く鷹巣山へ向かう。11:20登山口へ、鎌倉時代の"湯坂道"で富士山の爆発の為、"足柄道"が埋った折作られたと言う。湯本からだと登りが大変だがここからだと既に標高800mあるので楽だ。

 ↓精進池より駒ヶ岳 
精進池より駒ヶ岳  10m幅の防火帯の道を、後ろに双子山、左に駒ヶ岳、神山、明神山等を眺めながら歩く。鷹巣山着、ここと屏風山、これから行く湯坂山、共に城址とあるが何れも土塁で気を付けて見ないと判らない。

 登り返すと浅間山、展望が良い、11:54小田原駅で買った駅弁で食事にする。モグラの土が所々盛り上がっている、その土を袋に詰めて持ち帰る人がいた。

 ヒノキ、クロマツが多い、サクラも植えられている。山頂らしくない湯坂山三角点を通過、小田原市と海が見えた。防火帯が終わり道は右へ、湯本が良く見えると旧の石畳道になり中ほどの平らな所が湯坂城址だ。

<コースタイム>出発6:11→小田原駅7:28→関所入口8:30→屏風山9:30→鷹巣山11:38→浅間山11:54〜12:45→箱根湯本駅14:22→帰着16:00
<歩いた距離>山道12km 車道3km 計15km
<行動時間>8:30→14:22 歩行4:35 休止1:15 計5:50
<掛かった費用>¥2430
<使用地図>日地3.5万 箱根  地理院2.5万 箱根

1. 屏風山、鷹巣山、浅間山、湯坂山→新規外輪山
2. 屏風山の樹々の札(大体歩いた順、一部草もあり)
アセビ、ハイシキミ、ハナイカダ、タンナサワフタギ、オオツルウメモドキ、カントウマユミ、ヤマテリハノイバラ、ギョウジャノミズ、イヌツゲ、ミヤマイボタ、アブラチャン、サンショウ、サルトリイバラ、フジイバラ、スノキ、サラサドウダン、マメザクラ、クマヤナギ、ヤマツツジ、リョウブ、イヌガヤ、コアジサイ、カヤ、マユミ、ツルマサキ、ズミ、イワガラミ、エゴノキ、ガマズミ、ヒメシャラ、ニシキウツギ、ニワトコ、ゴマキ、イトマキイタヤ、コアカソ、ミヤマイボタ、ヤマボウシ、ミズキ、ヤマグワ、ツルアジサイ、メギ、コゴメウツギ、ツリバナ、ムラサキシキブ、マツブサ、シナノキ、ツルアジサイ、シキミ、ツクバネウツギ、タマアジサイ、フジ、コミネカエデ、カマツカ、アオハダ、アカガシ、クマシデ、ミツバアケビ、キブシ、イタヤカエデ。 サンショウは取られたか無かった。

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