妻とタクシーで柳沢峠迄上り、前回展望不良の尾根を逆行した。運転手は廃止された落合迄のバス路線担当だった方で、舗装されていない頃の凍結した道で、一々降りて砂をまいた事等話題は尽きない内10:06峠着。富士に昨日降った雪がうっすらだ。お気を付けてと送られ原生林への道を緩く登りだす。
11:00前方が明るくなると植林間もない所に出る。奥秩父主脈の雁坂嶺〜飛竜山、そして手前に一の瀬高原一帯。直ぐで六本木峠、鶏冠山方向に少し行った所の小平地で食事にする。
アキノキリンソウ、ヤマオダマキ、ヤマセリ、ノブキ、ヤマホタルブクロ、カメバヒキオコシ、モミジガサ、ヒヨドリバナ、ヤマトリカブト、ナンブアザミ、オヤマボクチの花々、マイズルソウの実。前回と大差ない。
大沼の頭を捲いた地点で小休止、樹々はモミ、シラビソ、ダケカンバ、コハウチワカエデ、オオモミジ、ヤシオツツジ等。この先北西が見え、天庭峠と思われる小鞍部通過。稜線に戻った道は地図と違い又北を捲いた後寺尾峠へ、妻のザックを持ってやるが今日のコースは殆んど登りの無い楽なものだ。