武蔵五日市駅7:53、立派になった車道を避け小和田橋で秋川を渡り、広徳寺方面に態々迂回、川沿いに行き沢戸橋で渡り返しクスノキの大木のある戸倉小辺りから取り付く。畑の中を登ると光厳寺、これより急登になる。西南に臼杵山が見えて来た。
9:14戸倉城山着、五日市を見下ろす城址だ。この先送電塔が在り三頭山や大岳山馬頭刈尾根が良く見える。小瘤の上下を繰り返し荷田子峠よりは、いよいよグミ尾根の本格的な登りとなるが、これが結構長い。グミ御前を過ぎると尾根幅は広くなって来た。
11:08臼杵山北峰へ、猫?の石像を配した最近建てられた感じの臼杵神社の小社在り。細長い台地状の所で木々に囲まれ西方のみ見えた。日溜りの倒木に腰掛けて食事。842.1mの本峰は直ぐだったが殺風景で展望もぱっとしない。
これより上下の繰り返しだが、落葉樹とスギが適当に配された気持ちの良い尾根道だ。ツグミを見る。市道山の狭い山頂で初めて単独者2人に会う。
市歩地の瘤は捲き吊尾根に入る。ここも上下あり吊の感じはしない。西隣には野猿が居るといわれる小坂志川を隔て、万六の頭を見ながらの歩き良いコースだ。しかし醍醐丸手前より東の捲道に入るとスギ林となり枝打ちで伐られたのが転がっていて歩きにくい。