1171.0m
日曜日 晴 単独
<コース>石和駅→大蔵経寺山→鹿穴→鞍掛峠→岩堂峠→棚山→山梨市駅
奥秩父とは言っても甲府北部の藪山だ。藪道に疲れ予定の兜山は割愛した。石和駅より山へ向かう、甲州屋敷という信玄ゆかりの品や甲州特産の水晶等を展示しているらしい、博物館?(見世物)がある。北に大蔵経寺山がこんもり在り、中腹に石和温泉郷の大看板が見える。製材工場の中を突っ切り葡萄畑の横より山道となった。
雑木林の急登、石和市街を下に南方遥か御坂山塊とその先富士が振り返る度に競り上って来る。アカマツ林主体にネズ、ニシキギ等の混じる露岩の点在する急登が続く。大看板を過ぎしばしでやや平になると道は5mと幅広く刈払され8:16大蔵経寺山々頂へ、少し先から東方が伐採され棚山〜兜山が見えた。
大きな野兎が逃げて行く。西側に派生する2尾根も刈払いされ眼下に甲府そして南ア、茅ヶ岳特に櫛形山が大きい。 境界石通りだと北へ降りてしまうので戻り見失った尾根道を発見、ボサと蔓の藪が酷く踏跡が断続する。 やがてぽんと良い道の横断する地点に出た。尾根直進、大汗掻いたが三角点を発見、鹿穴だと判る。
藪を分けて下った所左少しで鞍掛峠だ。1042m峰も同様上下岩堂峠に着く。左に行くと峠名由来の深草観音があるらしい。しかしこれ等は後で判った事でここ迄案内標識の類は一切無く、大分ロスする。峠より東へ涸沢沿いに下ると水場のある造林小屋跡に出ると、ここで初めて岩堂峠ハイキングコースの道標があった。 |
沢沿いに緩く北上、道が分岐し直進を取るが不明となり兎に角尾根へと掻き登る。兜山北方の尾根だった。稜線を辿り13:07棚山着、測量旗がはためく静頂だ。少し南下すると伐採で大展望、笛吹川に重川と日川の合流点、そして大菩薩〜御坂の山々が延々と・・・ブルトーザーが伐採中で其の道を利用して東の永晶院に向かい里へと下る。
<コースタイム><出発4:20→石和駅7:05→大蔵経寺山8:16→鹿穴10:00→棚山13:07→永晶院15:30→山梨市駅→帰着19:30
<歩いた距離>山道15km 車道9km 計24km
<行動時間>7:05→16:45 歩行8:15 休止1:25 計9:40
<掛かった費用>¥2760
<使用地図>地理院2.5万 甲府北部/塩山/石和
<地名の異称>大蔵経寺山→大蔵寺山 深草観音→岩堂観音
鹿穴→深草山
<参考>車窓の山旅 実業之日本社 山村正光氏 p132/128
甲斐の山山 新ハイキング社 小林経雄氏 p156〜159
(注)地図の岩堂峠は鞍掛峠の誤記。
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