↓コンドウ丸〜大谷ヶ丸の防火帯より
石仏分岐を過ぎる頃、右手滝子山が高い。次の分岐道標が壊れ良く判らず左へ行くが、目指す大鹿峠へ越す送電線からは大分離れて仕舞い遠回りになる。 雪は20cmとなりアイゼンを着用。8:50、78.11.03以来3年振りで峠に立った。ゴーゴーと凄まじい風音、南アの山波をカメラに収め、大谷ヶ丸へと向かう。
大鹿山は平頂の好もしい小山だった。オッ立は捲くが、捲道の雪上に点々と血が滴っている。曲沢峠は木立の中だが小広い感じの良い所で食事にする。緩やかに登って行き、富士〜南アの好望地を過ぎるとカラマツ林に入り、コンドウ丸はだだっ広く通過、北が伐採され展望される。少し先では南方防火切り開きで富士の格好のカメラアングルとなる。大谷ヶ丸の双峰が高く見える頃は、南の滝子山は同じ位の高度になっていた。間の広大な"平ッ沢開墾地"は大きく育ったカラマツの植林地だった。