青山白雲  82.01.15丹沢
   世附よづく権現山1018.8m→ミツバ岳→834.5m不老山920m
木曜日、成人の日 晴 単独
<コース>新松田駅→細川橋→権現山→ミツバ岳→世附峠→不老山西肩→駿河小山駅

世附権現山  屏風岩山から畦ヶ丸へという若者と細川橋で降りる。東に戸沢の頭が北に長く平坦部を引いて聳え、北には樹間より屏風岩山が見える。

 二本杉峠少し手前より高さ3m位のスギとカヤトの中を直登、茅ノ丸山頂に着く。赤テープに導かれ藪を分けると鞍部に出た。こ れより急登だが刈払いされ歩き易い。

 10:05権現山着、案内記にある測量櫓は小片を残すのみで利用不可。"S57、1高円寺夜話会"(新ハイの支部)の木札が樹に付けられていた。

 刈払い道は西へ、直ぐ石祠を見る。この儘では下って仕舞うようなので地図とコンパスにより400m地点より藪に突入、前方微かにミツバ岳が見えやがて尾根らしくなる。

 思ったより藪は手強くない。放置され荒れ果てた杉林、食われた木肌、鹿の糞の多い事。ケモノ道に迷いながらも11:25案外楽にミツバ岳に到達。展望の無い三角点より5m程先へ行くと南から西に掛けて、杉苗地で柵に囲われた所に出た。ミツマタが面白い花芽を付け1本あった。

 柵内に入り下って行くと所々休むに良い平坦部があり、畦ヶ丸が霧氷を着けているのが見える。柵外繁みより突然ヤマドリの雌雄数羽が飛び立ち何時もながら驚かされる。遥かな下に大又沢が見え西方に椿丸が高い。柵が尽きると仕事道がありこれをジグザグ急降、沢を渡り林道に立つ。

 世附川に出ると吊橋があり渡り掛けるが、踏板が怪しく怖くなり引返し河原を渡る。峠へのジグザグ道は結構歩きでがあるが変化に富んだ良いコースだった。世附峠にはハンターの車が数台停まっていた。北面すっかり伐採されて仕舞った不老山の西肩で一服、80.01.15下山に迷い引返したコースに再挑戦する。
 ↓不老山よりミツバ岳と世附権現山(80.01.15撮影)
不老山より  あの時は指導標の辺で迷い時間切れで判っているコースに戻ったが、良く調べると裏に微かな踏跡を発見、赤テープもありこれに入る。

 藪っぽかった道も左からの道を合した頃は、良くなり坦々と下り続ける。新しい大送電塔の芝地に出た、箱根が大展望。古い送電線を2つ越しR246に出られた。


<コースタイム>出発5:55→新松田駅6:50→細川橋8:20→権現山10:05〜10:26→ミツバ岳11:25→林道12:35→世附峠13:56→不老山西肩14:24→新送電塔15:00→駿河小山駅16:24→帰着19:20

<歩いた距離>山道16km 車道2km 計18km
<行動時間>8:20→16:24 歩行6:32 休止1:32 計8:04
<掛かった費用>¥1340
<使用地図>昭文社4万 丹沢  地理院2.5万 中川/駿河小山/山北
<地名の異称>ミツバ岳→大嵐
<参考>新ハイキング誌No.232

前へ   上へ   次へ  目次へ   青山白雲   リンクへ