一の沢峠への登りで振り返ると鍋嵐が高い。そして札掛側からの林道が直ぐ下に延びて来ている。峠より南への道に入る。モミの大木が多い意外に歩き易いコースだった。 新設の高圧線が通り展望の良くなった鉄塔芝地で食事。辺室山方面が望まれた。ミズヒの頭は樹林の中の好もしい所だが、水無の頭は狭い頂上だった。この辺所々西方ガレ場があり、フジアザミ等が咲き主脈が望見された。リンドウ、トリカブトの花、そして尾根を通じてヤマボウシの赤実が落ちていた。 |
13:35約100mの笹薮を突破すると喧騒の大山々頂だった。逆は判らぬようになったヴァリエーションルートだ。羊羹でお茶にし早々下山。末国さんのガイドで鐘ヶ岳に至る尾根へ入る予定だったが、一つ手前の尾根に乗ってしまう。杉苗防護柵を何回も脚立で越える送電巡視路だったらしい。平野部の展望は素晴らしかった。日向川沿いの林道に下りバス停はゴッタ返しているので七沢迄脚を伸ばす。ついでに入った日向薬師は杉の参道と仁王門が立派だ。寺そのものは意外にアッサリした規模だった。
<コースタイム>出発6:35→本厚木駅7:06→煤ヶ谷8:00→物見峠9:10→一の沢峠10:15→鉄塔芝地11:15〜11:55→ミズヒの頭12:25→水無の頭12:40→大山13:35→日向薬師16:00→七沢16:55→帰着18:30
<歩いた距離>山道17km 車道6km 計23km
<行動時間>8:00→16:55 歩行7:40 休止 1:15 休止8:55
<掛かった費用>¥860
<使用地図>昭文社4万 丹沢 地理院2.5万 大山/厚木
<参考>新ハイキング誌 No.293 大山北尾根(末国正雄氏)
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