青山白雲
  81.09.23箱根 駒ヶ岳1350m→神山1438.2m→冠ヶ岳1400m
日曜日 晴 妻と   箱根内輪山  神山:箱根最高峰1438.2m
<コース>小田原駅→駒ヶ岳→神山→冠ヶ岳→大涌谷→小田原駅

駒ヶ岳  ケーブルで駒ヶ岳頂上に10:30着、夏と秋の狭間で人出は少ない。私の今迄登った山の中で一番広い頂上で一面ハコネザサに覆われている。ガイドによるとその他トクガワザサ、シモツケソウ、ウラハグサ、コイワザクラ、ヒメノガリヤス等風衝地特有の草原という。リンドウ、ワレモコウの花も見掛ける。ハコネトリカブトの大群生あり。

 樹林帯に入り下り着いた鞍部の明るい十字路を直進、又樹林に入る。アセビが多く他にヒメシャラが混じりオオイタヤメイゲツの大木もある。オタカラコウ、シロヨメナの花、ミヤマシキミの赤実、サンショウバラが棘の多い実を落していた。

 12:00神山着、最高峰というのに狭く何の展望も無く、先へと下る。シシガシラが多くなる。鞍部を少し行くと冠ヶ岳への分岐に出た。左へ少し登ると小社があり下りて来た人に聞くと山頂は余り展望は無いとの事でここで食事にした。大涌谷からの硫黄の匂いが鼻を擽る。ハナヒリノキが実を付けていた。

 ↓駒ヶ岳のハコネトリカブトとハコネザサ
ハコネトリカブト、ハコネザサ  山頂往復、大涌谷が僅か見える狭い所だった。戻って滑り易い道を下山に掛かると、アセビが相変わらず多い。

 13:50人が多く車とスピーカーで騒々しい大涌谷へ。観光客に混じり一周600mの自然観察路の、一番高い所は噴煙で凄い。その先冠ヶ岳が高く聳え、硫気(硫化水素、亜硫酸ガス等)が立ち込め硫気荒原特有の植物群落を作るという。

 40万年前噴火し20万年前2000余mで終息したという神山も、その後陥没と侵食を繰り返し現在の高度となり、その時の熔岩の通道(火道)が侵食から残されたのが冠ヶ岳で、溶岩流が仙石原を作ったという。現在の大涌谷の状態は火山活動の末期に見られるものとの事。しかし地面の小さな隙間から熱湯が噴出し、時折高まる鳴動を聞くと有史以来の爆発を起こした御岳を思い出し気味が悪い。

 ↓大涌谷より冠ヶ岳
大涌谷より  カラスが100羽近く居るのは、観光客の捨てる残り物と温泉のせいらしい。黒玉子茶屋というのがあり、地熱で茹で卵が真っ黒になったのが5ヶ¥300で飛ぶように売れており、ケーブルで補充している。

 手で持てない程熱いのを食べたら半熟だった、又ここの湯の花は風呂に入れたら色が薄く匂わぬ割に肌には何時までも匂いが残っていた。

<コースタイム>出発7:40→小田原駅9:00→駒ヶ岳10:25→神山12:00→冠ヶ岳12:15〜13:00→大涌谷13:50〜15:15→小田原駅16:20→帰着18:15

<歩いた距離>山道4km
<掛かった費用>¥6420
<使用地図>昭文社3.5万観光箱根  日地3.5万箱根  地理院2.5万箱根

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