青山白雲
  80.10.27御坂 本社ほんじゃヶ丸1630.8m→鶴ヶ鳥屋とや1374.4m
<コース>笹子駅→追分→清八峠→本社ヶ丸→宝越え→鶴ヶ鳥屋山→笹子駅
  本社ヶ丸  日曜日 快晴 単独
 滝子山その他より形よく見える2山だが駅が近すぎて終始、"猟師山に入って山を見ず"の状態だった。それだけに歩程17km、差1000mの割りにアプローチが良い

 追分より林道を登るにつれ、北に笹子雁ヶ腹摺山〜滝子山の稜線が見えて来る。山々は中腹以上紅葉しだしている。山道に掛かると木漏れ日の中急登になる。伐採地に出ると、フジアザミはもう実がなっていた。

 先程の山の彼方に奥秩父、大菩薩、奥多摩が競り上って来た。そして南アや八ヶ岳が姿を見せる頃清八峠に登り着く。峠より直ぐの"造り岩"は西方180°の展望地で富士が三っ峠の右肩に雪を被り現われた。本社ヶ丸は狭い岩の頂上だったがここも360°近くで目立つ山は、三っ峠、御坂黒岳、黒駒釈迦ヶ岳か。

 
  ↓本社ヶ丸より三ッ峠
本社ヶ丸より三ッ峠  この稜線大体平らで幅広い所もあり良い道が続く。突然50m位先でドシンと何か木から落ち、ギャーギャーという獣の声に驚く。良く見るとそれは10匹位の猿のグループと判る。

 反対側の谷に移動して行ったが、直ぐ1匹が引き返して来てこちらを窺っている、斥候か? カメラを構えたら逃げて行った。動物園で見るのと違って野生の鋭さがあった。

 声も野太くTVの自然番組の感じと少し変わり、生の迫力と言うのだろうか。メギが艶のある赤実、又コナラのドングリが沢山転がっている。この辺紅葉、黄葉真っ盛りで富士との組合せ写真に苦心する。石切山は判らず通過、1377m峰は展望良く少憩。三っ峠東稜の上に富士が覗く。と言う事は雁ヶ腹摺山との間になる訳だ。(79.06.24、500円札の件参照)

   ↓本社ヶ丸より御正体山、鹿留山〜杓子山
本社ヶ丸より鹿留、杓子  鉱石運搬ケーブルの櫓跡のある"宝越え"を過ぎ、幾つかの瘤を上下、1342m峰は西の展望良し。富士の6合目辺りから旋風で砂が舞い山の向こうへと廻り込んで行くのが凄い速さだ。

 鶴ヶ鳥屋山は東西に長い樹林の中で、食事していると、青年が来た。夜行で黒岳、釈迦岳と遣ったと言う。この後更に先へ往くべきかどうか2人で迷うが、藪っぽく時間的にも戻って駅へ下るコースを取る事とし、青年は出発、私も10分後にはこの静頂に別れを告げた。落葉で滑るジグザグ道の急降下、やがて沢沿いになり何回か渉り返す中林道に飛び出す。1km歩くと駅に出て、最短路である事が判った。

<コースタイム>出発4:15→笹子駅6:35→追分7:00→清八峠9:00→本社ヶ丸9:30〜10:15→宝越え12:00→鶴ヶ鳥屋山13:00〜13:40→林道15:30→笹子駅15:40→帰着18:30
<歩いた距離>山道11km 車道6km 計17km
<行動時間>6:35→15:40 歩行7:30 休止1:35 計9:05
<掛かった費用>¥1720
<使用地図>地理院2.5万 笹子/河口湖東部
<参照>79.11.03三っ峠
<地名の異称>宝越え→大留越(南東下に宝鉱山があったらしい)

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