素晴らしい360°大展望だが強い風に煽られて早々退散して表尾根へと向かう。
光線が強くサングラスを掛けた。木の又大日迄海を見下ろしながら、初めて見る樹氷の中を行く。10:20新大日で軽く食事、長尾根に入る。
右札掛(廃道)の指導標。"そんな生易さしいものでないぞ、も少しで命を落とす所だった。ただし鹿が居た"と落書きがある。更に誰かが"鹿以外通行不能"と付け足している。
上ノ丸を右から捲くと、やっと樹林帯を出た。右札掛、左本谷コースとあるので左へ、今度は左釣橋、直進雨量観測局とあり真っ直ぐ取る。
直進塩水、右大洞橋の指導標の脇にこの辺で見掛けられる鳥達の一覧があった。直ぐ先がロボットの"札掛雨量観測局"でベンチ、テーブルがあり食事にする。西の高みは丹沢山でこちらへと落ちているのは"天王子尾根"だ。
まだまだ長い道程みちのりが控えている。12:45出発。丹沢林道、大洞橋に出る、物見峠入口迄は約800mと地図で見当をつけ歩測する。車に2回道を聞かれ少しあやふやになるが、850m辺で入り口を見付ける。
案内板あり。札掛モミ林は天然記念物に指定され、モミ、ツガを主体とし落葉樹ではイロハモミジ、ヤマザクラ、アブラチャン、サワシバ等50〜70種。常緑樹ではウラジロガシ、ヤブツバキ、ヒイラギ、テイカカズラ等・・・・・
唐沢川に下り、物見峠へと登り返す。振り返ると主脈の山々が遠望され遥かに来つるものかなの感じだ。この辺不便なだけ実に良い雰囲気だが、方々から観光用と思われる林道が延びつつあるのが心配だ。
<歩いた距離>山道23km 車道1km 計24km <行動時間>出発5:55→大倉7:00→塔ヶ岳9:40→新大日10:20→雨量局12:00〜12:45→物見峠入口1:25→一の沢峠1:50→物見峠3:15→煤ケ谷4:30→帰着6:20 <掛かった費用>¥680<使用地図>昭文社4万 丹沢 地理院2.5万 大山/厚木/秦野
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