1418.4m
日曜日 薄曇 単独
アプローチに時間を食い日帰りでは苦しく、78.09.10諦めたが、其の時日影沢橋に駐車スペースが在った。今回車で行きやっと裏丹沢の憧れの山に登れた。
<コース>日影沢橋→犬越路→大群山→破風口→馬場峠→加入道山→白石峠→加入道山→大群山→日影沢橋
朝5:30出発、道は空いているので日影沢橋、前回10:40だったのが7:00には着いた。回遊コースの場合は駐車場所が在れば車は良い。然しここは狭い林道でダンプと擦れ違いスリルがある。神の川ヒュッテは閉じている。犬越路へと向かう。道は凍つておっかない、アイゼンを持って来るのだった。
上から白犬が人懐かしそうに尻尾を振りながら下りて来た。頭を撫ぜてやると、一寸見上げてトコトコ降りて行った。犬越路の由来は武田の峠越えの時の軍用犬からとばかり思っていたが、峠の説明板では一般の犬も利用していると書いてあった。峠は明るい展望の良い所で頑丈な避難小屋が建っている。
雪と氷の状態から計画の用木沢〜白石峠は止めにし、兎に角大群山へと登り始める。 大杉丸手前では前山に隠れていた蛭ヶ岳が姿を現す。又御正体山が畦ヶ丸等甲相国境尾根の稜線の先にどっしりと望見された。 フジノマンネングサ、シシガシラ、を見る。ブナは加入道山に至る迄鬱蒼として、新緑の頃来たいなと思った。これより何度も頂上と思うと未だ先の繰り返えしでこの山の奥深さを思い知る。 |
9:20やっとベンチのある西の肩へ、山頂は後にして加入道へ向かう。破風口はキレットで前回の十二ヶ岳を思い出す。1425m峰を越すと丹沢で最高の峠、馬場峠に出る、こんな所を利用したのだろうか、峠越えの道は全く見られない。
加入道山の展望は今一だが、雰囲気は良い。ここも避難小屋が在り一寸覗いてみる。コンクリ土台のがっちりした6坪位で椅子テーブルの土間と板の間が半々、棚には宿泊者が置いて行ったか缶詰、ローソク、電池其の他沢山、米もあった。緊急以外の使用を禁ずとあるが、日誌を見ると大体予定で泊まっている。ガイドブック等でもその様に書いているのだから・・・・白石峠からは大群山が良く見える。少し先迄で踵を返えし、来た道を戻り12:40大群山頂で昼食。
ハンター数人と肥満体の犬達が来た。獲物を追えるのかしらん。少し先で三鷹の方のベニヤ板手製の表示板があり、大室指と大渡の下山路が詳しく書いてあった。犬越路の凍った坂は降りたくない。最近出来たが地図に無い、ヒュッテへの近道"佐藤新道"を探すが良く判らず思案していると、大室指から2人登って来る。大分迷ったとかで三鷹の人の地図を見て、中々こうはねえと汗を拭く。ヒュッテへの道に詳しく教えて貰った。
道はジグザグの急降、向こうに袖平山が望まれる辺りで下に私の車が見えて来た。この道笹が綺麗に刈払いされ水場もある。帰着4:40と車は楽だ。
<歩いた距離>山道14km
<行動時間>出発5:30→日影沢橋7:00→犬越路8:00→加入道山10:25→白石峠10:40→大群山頂12:40〜1:05→日影沢橋2:40→帰着4:40
<掛かった費用>¥0
<使用地図>昭文社4万 丹沢 地理院2.5万 大室山/中川
<地名の異称>大群山→大室山 破風口→孫六峠
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