妻はトレーニングウェアにOLシューズ、シーズンで乗り物はどれも満員だ。乗換えで時間を食い、ケーブル上の見晴台着は10:15になる。今日は靄が凄い。"神代欅"の巨姿に参拝客の驚きの声が上る。コースを外れ七代の滝へ下る。キバナアキギリが随分ある。滝はたいした事もなく観光客のゴミで汚い。ロックガ―デンが見たかったが又下りなので止めてコースに戻る。
戻る途中にあるモミジの大木2人でつくづく見上げる程立派だ。登り付いた所に"天狗の腰掛杉"があった。ユーモラスな姿で、天狗ならずとも腰掛けてハイカーを見下ろしたい形の巨木だ。何かに似ていると考え続けていたが、帰ってから思い出した。万博のシンボル塔(太陽の塔)ソックリだ。
妻が大分バテて来たので、リュックの中身を半分移したり、落ち枝で杖を作ってやり、坂では其れで引っ張ったりした。濃紫色のハシリドコロの花は、葉裏に付いているので大方は気付かない。大岳山1km手前の平坦部で昼食にする。熱いインスタント味噌汁がうまかった。妻は頭痛がすると言うので、山頂は止めにした。