青山白雲  78.01.15丹沢 ブッツエ平 876.4m
日曜日、成人の日  晴  単独
<コース>新松田駅→宇津茂→秦野峠→ブッツエ平→神縄→新松田駅

ブッツエ平  夏休み家族で泊まったミロク山荘には人影が無い。ここを過ぎ、吊橋を渡ると堰堤の工事中だった。前回同様又脚が痛んで来る、其れも両方だ。枝を拾って杖を作る。

 10:10秦野峠着、一服の後、人のあまり行かなさそうなブッツエ平の稜線へ向かう。踏跡程度で稜線をなるべく行くが、密藪で外さざるを得ない所もある。

 犬が吠え鉄砲の音、若いハンターに会う。"ブッツエ平"はあちらですと指す方角は北の"玄倉の野"だ。ブッツエ平と思われる山を指して、私共地元では"オモシ野"と言いますとの事。少し行くと年配のハンターに会う。ブッツエ平はあちらじゃないかと又玄倉の野を指す。ハンターが多いので時々咳払いしたり、歌って行ってくださいとの事。

     
 ↓不老山と世附権現山、下に工事中のダム湖
丹沢湖  ブッツエ平山頂は杉林の先で三角点は県造林公社の柵の傍にあった。北に丹沢核心部、西下に工事中の丹沢湖。そして南ア、富士、相模湾が・・・12:20〜1:15昼食。

 此れより低いササにノイバラの混じったボサで痛い脚には苦しい。終わるとカヤトの原、高松山、大野山が良く見える。

 シュンラン、エビネ等を見付ける。背の高い(3m)スズタケの密叢の中の頼りない道を掻き分けて行く。そして又カヤト原。其の先低木林からやっと良い道になった。もう4時だ、杖を捨てて急ぐ。

<歩いた距離>山道9km 車道2km 計11km
<行動時間>出発6:10→宇津茂8:00→秦野峠10:10→ブッツエ平12:20〜1:15→神縄4:20→帰着7:10
<掛かった費用>¥1220
<使用地図>昭文社4万 丹沢  地理院2.5万 山北/秦野
<地名の異称>ブッツエ平→日影山 ブッツエ平は武士平の転化、吉野朝時代の由来らしい(かながわの山より)

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