青山白雲
  78.01.01→02 道志杓子山1597.6m丹沢三国山1350m
 単独 山中湖畔に民宿を予約し杓子山と三国山に行く。ヤッケ、オーバーズボン、4本爪アイゼン、ショートスパッツ等を用意した。風邪が直り切らないのを無理して出たので、体調悪く足の付け根を痛め杓子山は下の峠迄、三国山もその先不老山迄の予定を明神峠迄にした。

杓子山

第1日 1/1 曇時々晴
<コース>下吉田駅→大明見おおあすみ→不動の湯→入大権現いりおおだす峠→内野→民宿(泊)

 下吉田より約3km歩き鳥居地峠分岐に来た。立話中の人に訊くと峠道は藪が酷いとの事で、林道を不動の湯へ取る。この頃右の太腿が痛くなってくる。カロート沢沿いの、富士吉田市営の"不動の湯"は自炊のみ。ここを過ぎるとまもなく林道は終わり山道へ、山頂はガスの中だ。

 入大権現峠より急登約100m。足が痛くて堪らない。展望も駄目らしいし、中止にして引き返えす。1360m峰の展望が好いのでここで昼にする。内野の樹林を下に鹿留ししどめ山〜石割いしわれ山〜大平山の稜線が連なり、大平山の末端にホテルマウントフジが在る。正月は富士の見えない時はタダとの事だ。

  一時間半休んで出発。少し先で見付けた送電管理路で内野へ下る。カラマツ林を過ぎ町中へ。南下する真っ直ぐの車道はアカマツ林に入り天然記念物"ハリモミ純林"に接続する。一帯は"沖新畑国有林"と言う。富士の熔岩原に自生したもの(マツ科トウヒ属、別名バラモミ)しかし道路沿いは大分立ち枯れている。

 晴れていると富士をバックに良い所だろう。足を引き摺り山中湖畔の宿へ入る。民宿だが旅館並だった。しかし忙しいのかビールが終わった頃刺身、食事が終わった頃おすましが出てくる。夜中に良い鐘の音を響かせて走る車あり、何だろう。

第2日 1/2 曇(あられみぞれ、霧 )後晴
<コース>籠坂峠→大洞山→楢の木山→三国山→明神峠→駿河小山駅

 朝7:48のバスに間に合わすべく、急いで食事を済ませ出発した。しかし8:00を過ぎても来ない。仕方なく近くにあったハイヤーを頼み籠坂峠へ。霰降る中ヤッケを着け歩きにくい火山灰地を行く。依然右足が痛むので枯木で杖を作って突く。アザミ原の辺は深いガスで、谷からビューツと吹き上げて来る風に歩を早める。真っ直ぐ下ると父の眠る"富士霊園"だ。左折する、霊園の東は富士スピードウェイとて、30分置き位に轟音が届く。
 ↓三国山のブナ
ブナ  この稜線は"明神峠自然環境保全地域"でブナ、ミズナラ、カエデの大木が多い原生林地帯だ。ノイバラ、ウメモドキの大木が未だ実を付けている。コケはフジノマンネングサ?が多い。サルオガセも見られた。茸ではツチグリ、クチベニタケが散見。ブナの巨木が霧の中に立つ様は、幻想的でこの木に相応しい。

 11:00三国山、甲、相、駿の国境だが展望は無い。少し先に三角点があった。手持ちの地図には記入が無い。鬱蒼とした山を抜け林道に出た。12:15明神峠着。あずまやがあり、三国山は未だガスの中だが、箱根、愛鷹山が大パノラマ、芦ノ湖も光っている。此の辺丹沢独特の青緑色の御坂層の石と、富士山宝永噴火の火山弾が混じる地点だ。

 ここもバスは運休で、駿河小山迄舗装路の下りを延々と歩く。途中脚があまりにも痛くドウと倒れて、10分位マッサージして大分良くなった。これを書いている3日は積雪10cmになった。(なお杓子山は80.09.28に登頂)

<歩いた距離>第1日:山道8km 車道7km 計15km 第2日:山道9km  車道9km  計18km
<掛かった費用>¥7290
<使用地図>昭文社6万 富士/富士五湖 4万丹沢  地理院2.5万 富士吉田/須走/駿河小山

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