AM:8:00鳥沢に。ここは以前土地を見に来たので、見覚えがある。甲州街道を鍵の手に突っ切り、中央高速を潜り緩く登って行くと、人家も疎らとなった。
行く手に山名の様に広がりを見せてドッシリと扇山が、そして振り返えると前回登った九鬼山の彼方に薄化粧した富士が望まれた。
小屋のある梨の木平より登山道になる。祠にケルンが築かれていた。その先に水呑杉、目通し4m位か、水は沁みる程度。
これから悪いと言うガイド記事とは逆に道は良くなる。扇山へ向かうと言う若者に会ったので、カヤトの所を注意してと一言。
12:30権現山、狭く展望は余り無い。先程の若者がこの先に好い所があるとの事で、それを楽しみに今暫く頑張る。大牟礼おおむれ権現の小社を過ぎ、富士の眺められる地点で食事。この先北側も伐採されて奥多摩が大展望だった。
遥か下に大野貯水池そして陣場山から道志、丹沢、富士と雄大で私の馬鹿チョンカメラには到底収まらない! そして時間が無いのでゆっくり出来ないのが残念だ。
尾根歩きは更に延々と続き、南伐木、北カラマツが多い。用竹バス停に辿り着き一服していると、大牟礼権現で会った初老登山者が来た。和見から登ったそうだ。「山頂展望良くなかったですね」「雨量局が素晴らしかったんですがね」「随分キョロキョロ来たんだが・・・、どちらから?」「扇山から」「私にはとても」と驚く。
<歩いた距離>山道13km 車道4km 計17km <行動時間>鳥沢8:00→水呑杉9:30→扇山10:00〜10:10→浅川峠11:00→権現山12:30→雨量局2:00→用竹3:40〜4:30→帰着7:10 <掛かった費用>¥1250 <使用地図>昭文社4万 高尾/陣場 地理院2.5万 上野原 <地名の異称>浅川峠→イチ坂峠
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