猿橋駅8:10、ハイカー数人と下車、皆北の扇山に行くらしい。私だけ道志の前衛の山へと歩き出す。道がどうも違うので引き返えし、一軒の家で訊くと御主人がわざわざ表迄出て来られ、詳しく教えて下さる。 台風で荒れたままなので皆さん迷われる、沢を何回か渡り尾根に出ると、チャンとした道になり2本松と祠に出たら道標がありそこから登るのですと言う。
だが沢の道は途切れ、良い道を行くと小山に登り付く。テレビアンテナがあり地図の大栗山らしい。戻って良く調べると切れ切れに見付かり、やがて尾根に出た。七曲を登り切ると、2本松と祠のある田中峠だった。やっと読める指導標が樹に打ち付けてあった。
右へと取り杉林や苗地を過ぎると、鞍部に出る。左に少し戻った所が神楽山々頂だった。奥多摩、扇山、奥道志、丹沢、富士その他の知らない山々、360°だ。岩登りに使われるという御前岩が西100mに在る。紅葉の盛りだがもみじは少ない、しかし黄色の葉は色々微妙で良い感じだ。