77.10.10丹沢 姫次1433m→黍殻山1272.8m
月曜日(体育の日) 曇(上は時々小雨) 単独
袖平山直登コースの計画だったが、道が悪く諦め一般コースで初めて裏丹沢に足を踏み入れた。
<コース>東野→八丁坂の頭→姫次→八丁坂の頭→黍殼山→柏原の頭→鳥屋→宮ヶ瀬→本厚木駅
AM8:15東野着。入口が分からず、籠を背負ったおばあさんに聞くと丁寧に教えてくれた。今度はおじいさんに会ったのでお早よう御座いますと挨拶すると、「道標がありますからね、間違えない様にね、大丈夫ですから」とこの辺の人の親切な事。
道標より入らず、更に先に行ってみる。地図によると袖平山に直接登れるコースがあるからだ。しかしあまり歩かれていないらしく、道無き道で後の長丁場に影響すると考え、道標迄引き返えす。廃道化した林道を幾度か縦断して登る。テンニンソウ(実)の大群落。花時は美事だろう。小屋泊まりだったらしき早や下山して来る人々10人位あり。高差800mの急登は苦しい。セキヤノアキチョウジ、ヤマアジサイの花、八丁坂の頭辺でカラマツ林になる。
↓道志 厳道峠より姫次 奥は蛭ヶ岳。(77.10.23撮影)
11:20姫次着、ガスで展望は無い。寒くて昼食ののち早々に退散。"丹沢主脈縦走路"と"東海自然歩道"が重なっているので人は多い。オーバーユース(過剰使用)で道は抉れて歩きにくい。 黍殼山は山頂を右に捲き知らずに通過(後日登る)。サラシナショウマ、メイゲツソウの花、雨がポツポツ来た。鳥屋分岐で縦走路を外れたら人にも会わなくなる。アカマツが多く煙霧で山水画の世界となる。
花々、コシオガマ、シオガマギク、ヤマトリカブト、マツムシソウ、ヤクシソウ、ノコンギク、アキノキリンソウ、リユウノウギク、シラヤマギク、リンドウ等。クジャクシダ、ヒイロチャワンダケその他不明の羊歯と茸達。この自然歩道のエスケープルートは、良い植物観察コースだ。3:40平戸集落へ降り着き、橋本行のバスは殆ど無いので宮ヶ瀬まで更に2kmを頑張る。(此の辺後に宮ヶ瀬ダムの底となった) |
<歩いた距離>山道15km 車道7km 計22km
<行動時間>出発5:30→東野8:15→姫次11:20→宮ヶ瀬4:20→帰着7:00
<掛かった費用>¥1080
<使用地図>昭文社4万 丹沢 地理院2.5万 大室山/青野原
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