桧岳〜高松山を計画したが、鍋割峠からだと大分掛りそうなので、2.5万図にある直登コースを行ってみたが、難行となり4km、1:00掛った。
小田急朝の下り急行、大体登山者だが、それも殆ど丹沢だ。そして本厚木、伊勢原、渋沢、新松田と、それぞれ東丹沢、表丹沢、主脈、西丹沢と降りて行くが、渋沢が一番多い。
新松田より、R246を山へ入ったバスは地元の人、登山者、釣り人等数名を乗せ狭い断崖の道を行く。やがて開けた盆地は宇津茂と言う集落だった。これから登る桧岳が左前方に聳え立っている。
オタマの一杯いる田圃を通ると、ノキシノブが樹に着生していた。寄大橋着。山中にしては中々立派な鉄橋だ。後で分かったが、将来秦野峠〜工事中の三保ダム(丹沢湖)へ抜ける道が出来るらしい。
"神奈川県寄青少年キャンプ場"を過ぎ、この辺と言う見当の所を登る。道は暗い樹林の中を行くが、やがてハッキリしなくなりとにかく尾根を辿る。OLコンパスを持参したので、地図と併用する。鹿除柵に沿い200mの急登は苦しい。今を盛りのスミレ達や、新芽の可愛いヤブレガサ等に慰められながら、やっと緩やかな草地に出た。そこから桧岳山頂は直ぐだった。景色は蛭ケ岳方向が良い。昼食。