青山白雲  76.11.28丹沢 三峰山934.6m→大山1251.7m
日曜日 快晴 単独
<コース>本厚木駅→煤ヶ谷→三峰山→唐沢峠→大山→下社→伊勢原駅
三峰山→大山
 今日は前に登った三峰山を逆コースで歩き大山迄の計画だ。マメガキか? たわわに実っていた。枯れ草を踏締めると、1m、径5cmの蛇がいてギョツとする。

 殆ど木の実で構成された糞があった。イノシシか? ふと振り返えると物見峠への稜線辺りに、猟師らしい2人連れがじっと座っている。そして下のほうでガサゴソと獣らしい物音がした。

 センブリが多く種を採る。三峰山頂でもテーブルの上に糞が・・・。昼食を済ませ支度していると、紙袋一つブラ下げた若者が不動尻から登ってきた。「思った程でも無いですね」と言う。正午出発、何人かに会うが、其の中の一人の老人。胸を大きくはだけ杖を突いて上がってきた。挨拶すると「お早い御発ちで、煤が谷から?」と聞かれる。

 不動尻から大山へと登り返すと、これからは下山の人で俄然多くなる。こんな時少し煩わしくなる山の挨拶だが、美人と「こんにちは」が交わせるのは嬉しい。満員電車で毎日会っていてもこうはいかない。唐沢峠着、前回此処へ唐沢川沿いに登って来る予定だったが藪だ。
 ↓唐沢峠より三峰山
唐沢峠より三峰山  雷の峰尾根分岐を過ぎスズタケの中を大山山頂へ。遠くからもよく分かるアンテナ、大山上社、茶店そして人だらけ。平野部の大展望、然し少しもやっている。皆寒いのでラーメンやお汁粉だが、私は登ったばかりとてアイスコーヒーを注文した。

 でこぼこで歩きにくい石段を下山。途中3軒程の茶店の中をいやでも通るようになっている。3時過ぎというのに、歩きたがらないでむずかる小さな子を連れて登る人あり。この辺の杉木立は立派だ。下社でお参りし母へ長寿箸を土産に。

 疲れたのでケーブルに乗り、アッという間に入り口へ。土産物屋が並ぶ参道は賑やかだ。大山詣では江戸時代盛んだったらしいが、今でも信者を泊め世話する先導師の家が店々の間に在る。娘に蛇笛と相撲独楽すもうごまを買求めた。

<歩いた距離>山道12km
<掛かった費用>¥1840
<使用地図>昭文社4万 丹沢  地理院2.5万 大山/厚木

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