今日の計画としては、物見峠を経て大山北尾根に取り付く筈だったが、まだ経験が浅いのだろう、色々探ったが分からず、結局後半長い林道歩きとなった。
AM8:00煤ヶ谷着。正住寺より山道へ、前々回のあの抉られた道は綺麗に埋められていた。 三峰山分岐を右へ、山腹の捲道は急斜面に僅かの幅で、おまけに崩れやすい。こんな時は体を谷側に倒し気味にと、山の本には書いてあるが、どうしてもその反対にしてしまう。クマシデ、ミズキ、ウメモドキ、クサギ等の種が見られた。 |
物見峠着9:30。前方に東丹沢主脈が、後ろは経ヶ岳。一服の後急坂を下る。少し紅葉が始まっている沢沿いの道を行く。地場坂分岐を過ぎ、上唐沢川からの道は見付からず、道の良かった地場坂に戻った。しかしこの道は760m峰から柵で行き止まり。木戸も無い。大山方面展望が良いので此処で11:00昼食にする。
↓760m峰より丹沢三峰
林道歩きとなるが札掛に出る事にした。河原と別れてひたすら登り、森の中の一の沢峠から緩く下っていくと、物見峠入り口と札掛橋方面の分岐に出た。 札掛への道は地図に載っていないので、迷っていると年配夫婦のハイカーがそこから現れたので聞くと、どちらも林道に出るが、この道の方が素晴らしい原生林だからと奨められた。実際これからの道は大木の多い、そして鬱蒼とした様は来た甲斐があった。"東丹沢県民の森、布川コース"(一の沢考証林)と後で知る。 |
林道に出た。狭いのに結構車が行き交い、そのたび脇へ避けて埃を被る。こんな状態で6kmも歩かされた。富士見山荘でジュースにありつきやっと人心地。大山や表尾根から下山する人々でごった返えすヤビツ峠。約200名居る。どうなる事かと思っていたら、臨時バスが何台も来た。18km歩き、更に家まで2時間の立ちんぼとなる。
<歩いた距離>山道12km 車道6km 計18km
<掛かった費用>¥790
<見掛けた植物>セキヤノアキチョウジ(物見沢辺)
<使用地図>昭文社4万 丹沢 地理院2.5万 大山/厚木
前へ
上へ
次へ
目次へ
青山白雲へ
リンクへ