リュック、軽登山靴などを買って、初めて単独登山をした。山に登るのは、かなり前からの考えだったが、気分的にやっとその気運になった。 それと私の住む町、町田の近くには丹沢や道志の山々があり、中でも道志は低山だが東京に近い割りに不便なせいか、人があまり入らず静かとの事なので、当分この方面を植物観察方々歩いてみようと思った。
AM8:00家を出る。横浜線で橋本へ、三ケ木迄バス、乗り換えて石老山入り口下車。バスの連絡が悪く、距離の割りに時間を食う。既にそこには、約80名の大グループが出発しようとしていた。耳に入った話によると、下町のハイクグループらしく、大部分は中高年者と女子供。暫く前後していたが、顕鏡寺に着いて団体は小休止となり、抜け出せた。 |
寺の横の石段より、色々命名された怪岩の間をジグザグに急登を続けると、やや緩やかになって"融合見晴台"に着く。眼下に相模湖が望まれた。これよりゆるい登り道は明るく好ましい。2人の若者がアケビを採っていた。初めて山の中で「コンチワ」と挨拶した。そしてアケビを見たのも初めてだ。
やがて山頂到着。東海自然歩道のコースとて、椅子テーブルも良いのがあるが、ここは見通しが悪い。少し先、篠原寄りが相模湖、奥多摩方面の眺めが素晴らしかった。11:00昼食。一休みしていると、ハイクグループも登って来て山頂は急に賑やかになる。
下山は牧馬への道をとる。踏み跡程度の藪道だ。牧馬集落少し上で、道志が見通せる所があり一休みする。下り切ると木の橋で集落に入る。ツリガネニンジンを見た。道志川を渡ると前戸バス停に着く。しかし1時間以上あり、三ケ木迄8kmも歩いてしまう。この辺の集落は今はすっかり豊なようだ。帰宅PM5:00
<歩いた距離>山道3km 車道8km 計11km
<掛かった費用>\740
<使用地図>昭文社4万 高尾・陣場 地理院2.5万 与瀬/青野原
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