園主紹介
園主から
しだれ梅と巡り逢い、いつの間にか虜になり半世紀が経ちました。
枝は垂れ下がり、支え無しでは地を這い弱々しい姿のしだれ梅。
支柱を立て目をかければ、期待を超えた美しさで応えてくれます。
十年程の紆余曲折を経て、昇竜の雄々しい樹姿の仕立てにたどり着き、
これこそ私の望むしだれ梅だと育ててきました。
三十年近くで思いもよらない転機がおとずれました。
「ひとの往く裏に道有り花の山」のたとえ、
花の好きな人々の知るところとなってしまいました。
奥まった畑とはいえ、畑ばかりの中の梅園「自分一人のいやしの梅園だ!」と思っても、
見に来る人々を拒みようがありません。
背を押され、昇竜しだれ梅園としての観光園を歩み始めました。
お客様との一期一会を楽しみ、心の糧に二十年以上にもなります。
たくさんの方々に支えられたおかげです。
これからもお客様と共感出来る園を目指し、自分の感性を信じて歩いて参ります。
皆様の来園をお待ち致しております。