ハイテンションパル

写真は2000年7月16日、清流特別に勝った時の口取り式。

サラ 1996年 4月 7日生 牡6歳 黒鹿毛

所属厩舎:内田勝義 厩舎(川崎)
(2001年6月までは、堀川勝盛 厩舎(新潟)に所属)

生産者:中村牧場(門別)

成績(2001年12月末日時点):新潟所属時、28戦11勝、2着3回
              川崎移籍後、7戦2勝、2着4回(着外は大井遠征時のみ)

主な勝ち鞍:東北サラブレッド3歳チャンピオン、新潟ジュニアカップ、新潟ダービー、新潟皐月賞、若草賞

旧3歳から4歳の新潟ダービーまで8連勝を含み10戦して9勝。1998年のNAR最優秀3歳馬に選ばれた。期待されて大井のジャパンダートダービーに参戦するも、15頭中14着に破れた。新潟時代、急激に層の厚くなる古馬一線級との対戦では、17戦して1勝、2着3回と伸び悩む。(なぜか、私は4回とも観戦。私がパルを好きになってから、彼を見に行って連対しなかった日は、2001年正月の新潟グランプリだけ。)2001年5月3日かきつばた記念(統一GIII)に名古屋へ遠征、ブロードアピールが珍しく先攻抜け出しで勝ったレースで、離れた最後方から追い込んで8着に健闘。川崎では新潟時代よりも出走頻度が高くなったが、B2からのスタートということもあり、地元では連続連対中。A1に上がってからが正念場になりそう。

血統
アルカング Sagace
Albertine
パルスイートミュー ミュゲロワイヤル
アリスタクラット
父 アルカング ARCANGUES:1988年米国産、栗毛。仏英米で3〜7歳時19戦6勝(6-2-2-9)。95年から中村畜産にて供用。93年のBCクラシックを単勝最低人気(134.6倍)の支持の中、後方待機から直線で一気に1番人気のバートランドを2馬身差し切って優勝した。代表産駒にはアルアラン(JRA)、新潟県競馬で走っていた馬ではラブリージョージスウィフトベガなどがいる。ちなみに、JRA新潟開催の最終レースで、アルカング産駒の1、2着で馬連5万馬券が私の目の前で出たことがあって、なぜ買わなかったのかと、後で後悔したことがある。

パルスイートミュー:
ファンの集いで、長くハイテンションパルの手綱を取っていた長谷川騎手にお聞きした話によると、母馬は繁殖入り前は全く期待されていなかった馬で、廃用寸前だったそう。ハイテンションパルはとても孝行息子だ。1つ年下の半妹イースターパル(父:アズマイースト)、2つ下の半弟クローズライン(同じく父:アズマイースト)、共に勝ち星はあげているが、2着、3着には来るものの、勝ちきれないという印象が強い。「2002年デビューの全弟か、全妹が居るそうなので、楽しみ」と話していた長谷川騎手。新潟県競馬がなくなってしまいそうな今、全弟or全妹はどこでデビューできるのか分からないけれど、取りあえず、期待。

Back

Back to Home