2003年10月12日(日)Back to Private room
出ていたけど買えていなかった、待望の田中芳樹「自転地球儀世界3」を買ってきた。家に帰ってから気付いたのだが、この本、例の「田中芳樹原案」だった・・・。(最近多い)がーん。一条なんとかって誰?すぐ読むつもりだったのに、その気が失せてしまった。
2巻までは田中芳樹「著」だったのに。というか、2巻までは昔の本の新装版だったと思うけど。(新装版も多いよ)続き書けないからって、他の人に書かせるのってちょっと・・期待していただけにショックが大きい。「野望円舞曲」みたいに最初から執筆を委託するのならまだ許せるけど。荻野目悠樹は私的に知名度高いし。
そもそも、このシリーズは、1巻の「地球儀の秘密」で「いつ異世界に行くんだろう?」とどきどきしながら読んでいたら、異世界に飛んだところで話が終わっちゃって、2巻の「カラトヴァ風雲録」で「1巻の2人はどうしたの!」と思って読んでいたら、異世界の覇者の回想がずっと続いて、それじゃあ1巻の2人と会ってみようかで終わっちゃって、やっとその続きが読めると思って愉しみにしてたのに。確かに原案は田中芳樹だから、ストーリーに変更はないんでしょうが、ちょっと見た感じだと、台詞が多くて、田中先生特有の「読みにくい地の文」がない。読みやすいんだけど、なんかね。やっぱり違うよね。でも、しょうがないと諦めて読むしかないんだけど。「野望円舞曲」の方も台詞が多い印象があるから、田中先生の原案がそうなのかなと思ったりもする。
まさか、「創竜伝」とか「アルスラーン戦記」みたいな人気シリーズは他人任せにしないよね、とちょっと危惧してしまう私だった。
2003年9月29日(月)
ひさびさの更新。やっぱり定期的に日記をつけるのは、私の性格では難しいようだ。他のページの方が更新が滞っているけど。
何で書く気になったかというと、劇場版ラーゼフォン多元変奏曲のDVDが1ヶ月遅れでやっと発売になったり、ようやく旦那がラーゼフォンを見る気になってくれたので、また最終回を借りてきたりして、他にも小説だのマンガだのゲームだのが今家に勢ぞろいしているので、ラーゼフォンの感想を書きたくなったからだ。見てない人にはネタばれかもしれないので、要注意。
まず、TV版、ずっと「世界を調律した後」って結局どうなったの?と思ってたんだけど、一緒に見ていた旦那に、エピローグ部分が「CODA」と書いてあるので、「コーダって何?」と聞かれ、それはだから・・・と説明をしていてやっと理解した。要するに、ダルセーニョだかダカーポだかがあったってことなんだね。14話みたいに当事者の記憶は更新されるのかな、ってのはちょっと疑問だけど。調律もオケの演奏前にやるチューニングだと思えば、普通ダカーポのときは同じ曲の中だからチューニングしないけど、確かに永遠にチューニングしないで弾き続けたら、美しい音色はおろか、そのうち崩壊する。そういう話だったんだね、と改めて思った。
劇場版はTVシリーズとは全く違う話という印象。監督が違うせいか全体の雰囲気がまず違う。調律に関しては、今としては上記の方が良かった気もするし、MU大陸ができてしまうのはどうだろうと思うけど。初め見た時は、綾人は調律の時で居なくなっちゃって、遥さんには偽りの記憶だけ残るのかと思ったので、なんてかわいそうな遥さんと思ったけど、付録のパンフを見たところ、監督の意図はそうではなかったらしい。しかし、「ごめんなさい、私達でも時を戻すことはできないの」とか言って、守とヒロコが死んだとするなら、他の死んだ人たちはどうなったのかな、ってか遥さんは?遥さんはいいのか。綾人が遥さんに生きていて欲しかったんだから、特別扱いだね・・・。「君は人間だから未来は選べない。でも、過去は選ぶことができる」っていう台詞は、最近読んでた京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」で関口くんが、「京極堂は過去を変えて憑き物を落とす」とかなんとか言ってたことに通じるので、へぇーと思った。久遠が「調律に失敗して云々」というのは、神林長平作の小説版の彩人を思い出した。
劇場版でも大野木寛作の小説版でも、綾人は途中で赤い血から青い血に変化したことになってるけど、TVシリーズでは明確にはされていない。東京に帰った時点で少し混ざっている気もするのだが。ちなみに大野木寛作の小説版はわざわざ予約までして(市内の図書館にある本なら取り寄せてくれるので)図書館から5巻全部借りている。借りる帰り際に坂本真綾のCDも図書館で予約してきた。使えるじゃん、図書館。ただだし。でも、行政サービスなので、結局は税金。なんか、私の余分な趣味のために公金使って良いのかなって、気も。3〜5巻は中央図書館に行った時に検索画面ではそこにあることになってるのに、ないですよって図書館の人に言ったら、「持ってかれちゃったかな」って、ちょっと管理がずさんなんじゃ・・・。確かに、大学の図書館みたいなゲートはないから、わからないんだろうけど。
ゲームはバトルがめんどくさくて、まだ1回しかクリアしてないけど、その1回のCODAがバーベム卿編だった・・・何で?
マンガは美少女マンガっぽいとこが気に入らないけど、こういう解釈というか、エンディングもありかなと思った。樹さんは結局綾人の影なので。ちなみに玲香はアニマでしょう。で、グレートマザーが麻弥(及び久遠)かなという見方は随分前からしてるんだけど。
どれも、ちょっとずつ違うけど、全部ラーゼフォンなところが、何かすごいなと思う。そういえば、ラーゼフォンのWebページで活発なところって、本家以外はあんまり見かけないのだけど、未だにHOTなのって私だけ?
2003年5月23日(金)最近すっかり日記をさぼっていたが、ネットはおろかほとんどメールもチェックしていなかった私。旦那にパソコンを片付けられるとこうなる。要するに目の前に置いてないとやる気が起こらないのだ。とはいえ、その間何をしていたかというと、DVDレコーダーを買ってもらったついでに入ったスカパでY田電機にクレームつけたり、スカパ視聴期間中に見たヒカ碁とオーフェンの原作を買い漁ってみたり、ラーゼフォンにはまってみたりと忙しい毎日だった。碁が打ちたくなって、ヒカ碁の携帯ゲームをやってみたけど難し過ぎてちょっとくじけ気味。ラーゼフォンはスカパで録画したんだけど、最終日だけ終了時間が遅いのを見逃して、最終の2話だけ撮り逃し、くやしい思いをした。ビデオ借りて来て見るだけは見たけど、最近放映したばかりなので、スカパでは当分やってくれそうにない。静岡では地上波でも放映してなかったけど。
最近主に何をしているかといえば、世間的には売れなかったらしい「サガ・アンリミテッド」を旦那と2人してやってる。確かに、難しいし、凝り過ぎてて取っ付きにくい感じだけど、こつを掴んで慣れてくると面白いし、シナリオも多くて、ある意味究極のRPGという感じもする。まあ、辞書みたいな攻略本がないと訳分からないんだけど。
うちの坊ちゃんは上手にあんよができるようになって、すっかりいたずら小僧に変身。ちょっと気にいらないと大騒ぎだし、すぐどっかに行っていたずらを始めるので目が離せない。すぐ外へ行きたがるし、車道もお構い無しだし、千鳥足でこけたり、おっこちたり、大変、大変。ずっと抱っこしてなきゃいけなかった頃は、歩けないくせに重いし(平均より重い。現在約12kg)、歩ける様になったら楽かと思っていたんだけど、実際はちっとも私が行きたい方向へ行ってくれないし、繋いでる手を振払ってどっかへ行ってしまうので、なかなか、もう・・・。でも、外出はしやすくなった。もう背負わなくてもトイレに行けるしね。
って、いうかメインのページ更新しなきゃな〜。