2001年4月21日(土)第2回新潟競馬第3日 晴れ時々くもり 馬場:良
1R サラ系3歳C 1000m
ウエスタンイチローを見に行こうと思っていたのに、また、パドックには間に合わず。なぜ彼を見に行こうと思ったのかというと、優駿のJRA登録抹消馬リストで、転厩先が「新潟」と書いてあり、おもしろい名前だなと、記憶に残っていたから。
レースでは、4コーナーで3馬身差をつけていたウエスタンイチロー、しかし、ゴール前でフレイミイパラスに追いつかれてしまった。そのころ、私は買ったばかりのデジカメと格闘していた。
2R サラ系一般C3(ロ)1000m
パドックへ行くと、本日デビューのジンソククンが吠えていた。(声が野太いので、鳴くというより、吠えるという感じ)なぜか、掲示板の正面辺りの同じ場所に来ると吠える。彼は、近場道へ移動する間も吠え、馬場に入場してからも吠えていた。馬体はすばらしく見えた。
結局、ジンソククンは3番手集団の外でゴール。次走に期待。
3R サラ系一般C2(ハ)1550m
パドックではバンブーマツオーが何だか強そうだった。調子の良さそうなのはムービングデライト。アラブのベイリーフラワーも頑張って欲しいな、レイクコンカラーは顔がかわいいな、と思う。
レースは4コーナーでムービングデライトが先頭、そのまま押し切った。バンブーマツオーは追いつめるも2着。私は、3頭ボックスで馬連を買って、その3頭が1着から3着だったけれど、配当が少なくて元がとれなかった。こういうときは、3連複があればなあ、と思う。
4R サラ系3歳B3(ハ)1000m
パドックではマグマリアルが良く見えた。写真を撮っていたら、パドックでカメラのレンズキャップ(精密機械ではない)を落とし、ネジと部品が外れて壊れてしまった。良い感じのフタだったのに。ショックだ。ついでに、愛用の大井競馬場で貰ったえんぴつを溝に落とす。これは、手をつっこんで拾った。
馬券も買わずに必死でフタを直そうとしていると(直んなかったけど)、レースがスタートしたのに9番のフライングとかで発送やり直しになり、ゲート入り中に1番人気のモナルダが放馬。「1番人気だから、走らせるだろう」という周囲の声が耳に入ってくる。レースは、直線先頭のヒメホウライをマグマリアルがゴール前100mで交わして1着、その後ろから来たイーメールが2着。
5R サラ系一般C3(イ)1000m
中央からの転厩初戦のクールガイが1番人気。でも、パドックでは入れ込みがきつく、寒いくらいの気温なのに、汗が体を伝ってぼたぼた落ちている。フジノハヤブサの流星はおもしろい形をしてる。パドックでは間違えてサイズの大きい写真を撮ってしまい、いくつか削除するはめに。でも、さすがに大きい写真はきれいだ。
レースはクールガイがハナに立ち、4コーナーで抜け出すと、最後は5馬身ちぎって勝利。パドックでの入れ込みを考えると、さすがだなと感心した。
6R サラ系一般C3優勝 1550m
栗毛のマチカネムソウがとてもきれい。マチカネムソウもパドックで鼻が紐で縛られてたけど、騎手が乗ったら外したみたい。シルクパイロットは瞳がうるんでいて、可愛かった。
レースは先行したジョンナムラをシルクパイロットが差しきって勝つ。マチカネムソウは惜しい3着。馬連の配当は100円台で、相当堅く決まってしまった。
7R サラ系3歳B2 1600m
栗毛のアヤミズキが良く見えて、今日は栗毛がきれいに見える天気なのかと思う。あとはアサティス産駒のネッケツムスメが気になる。
レースは先行して粘るカミノフイズにファーストフラワーと、大外からアヤミズキが追い込んできて、3頭接戦。結局、1着がカミノフイズ、2着は2頭同着だった。
8R サラ系3歳B1 1600m
アルマドラバは何故かパドックの左端に来ると暴れて、厩務員のお姉さんを困らせていた。馬体は小柄に見えるけれど、走りそうな感じ。あとは、サッカーリードがなんとなく格好良い。サッカーリードは前にも会ったことがあるような気がするけど、イメージが違うので、馬違いかも。
レースは1着がアルマドラバ、2着がカミノフェスト。それまでにも何度かチャレンジしてたけど、やっとゴール前の写真がまともに撮れた。
9R 十日町特別 サラ系3歳B優勝 1700m
今日はなんと言っても、クローズラインが目当てで来たのだ。今まで、ハイテンションパルの弟がデビューしているのは知っていたけれど、なかなか私が競馬場に足を運んだときには会えなくて(単に起きるのが遅くて間に合わなかっただけ、とも言う)、格付けで名前を見つけたときは、もうメインレースで走れるぐらいに成長したのか、と思った。(まだ1勝だけど)
第一印象は、黄色いメンコとシャドウロールにびっくり。兄と姉の印象からは意外な感じがした。次に、ハイテンションパルよりは、やっぱりお父さんが同じ姉のイースターパルに似ているかな、と思う。でも、馬体と顔つきは兄を思い出させる雰囲気もある。兄姉に比べて、パドックではおとなしく、顔とか、雰囲気が何となくとぼけている。
ゲート入りをしている時に、キンノヒトミが放馬、反対廻りに一周走ってしまい、除外になる。2回目のゲート入りで、ダイコーパークがゲート内で転倒、負傷して除外に。その間に今度はシドニースターが放馬・・・。何回もファンファーレを聞くはめに。レースがスタートすると、「大変、お待たせ致しました」との場内アナウンス。
クローズラインは、スタート良く飛び出して、3頭一団の先行集団の外につけ、前の方を進む。直線では後ろから来た馬に抜かれて4着。競馬新聞にも差し脚を期待させる書き方をされていただけに、少し残念。でも、今までの戦績を見ると、前目で競馬することが多いような。やっぱり、強烈な差し脚を信条とする兄が居るだけに、弟もそうだと思うのだろうか。
勝ったのはタイトスイセイ。山田騎手はこの日3勝目。2着は芦毛のヴァリアント。
10R サラ系一般C2優勝 1600m
県競馬ではめずらしいサンデーサイレンス産駒、カミカゼアスリートが登場。彼をパドックで見るのは初めてだけど、大柄で、私が持っているサンデーサイレンス産駒というイメージ(偏見?)、エアシャカールとかフサイチゼノンのような、細くてしなやかでエリートっぽい感じとちょっと違う、と思う。他にも、フジキセキ、カーリアン、ニホンピロウイナーと、C2なのにお父さんが有名な馬が何故か多かった。
お祖父さんがサンデーサイレンスのタケルがゴール前で競り勝つ。接戦の2着はカーリアン産駒のゼンノボレロ。カミカゼアスリートは離された4着。
今日は人気サイドの決着が多くて、配当が少なくてつまらなかった。
私は朝一で買ってきたデジカメにつきっきりで、馬を見るのをおろそかにしてしまった気がする。ゴール前の写真を撮るのはすごく大変なことが分かった。カメラを持って構えていると、肝心の直線のレースが見られなくて、つまらない。そこはやっぱり、記録よりも記憶に残したい気がする。