2001年6月3日(日)第1回三条競馬第4日 晴れ 馬場:良
1R アラ系一般C3 1200m
前走B1で3着のヨシノスイセイが何故C3に?と思う。アラブは馬も少ないけど。ちなみに前々走はサラブレッドと走ってC2で3着。
ハナを奪ったのはヨシノスイセイ。しかし、2コーナー過ぎで藤塚騎手騎乗のムーミンママが先頭に立つ。4コーナーをこの2頭が並んで回るが、勝ったのは後ろから差を詰めたツカサランボー。ヨシノスイセイ2着。ムーミンママ3着で、藤塚騎手はおそらく初めて馬券に絡んだ模様。
2R 登竜門競走 サラ系2歳選抜Iロ 1200m
新馬戦、2戦目で着順が後ろの方だった馬達の競走。パドックではフリートキララの毛並みがぴかぴかしていて、馬体のバランスも良く見えた。
レーテがハナを切り、2馬身差をつけて逃げる展開。4コーナーでマグダレナソフィアがレーテに並びかけると、直線で抜いて勝利。2着は逃げ粘ったレーテ。
3R 登竜門競走 サラ系2歳選抜Iイ 1200m
今度は前走で好走した組の競走。特に、初戦で向こう正面最後方からタイム差なしの2着まで追いつめたミスターシービー産駒のタカイチシービーが人気を集めた。キョウシンライブリとタカイチシービーはパドックの外側を周回。ヘッドスタートは毛色がお父さん(アルカング)に似ている気がする。(といっても、アルカングは写真をダビスタ99の攻略本で見た程度だけど)
レースはスズカパトリオットがハナに立ち、ラスカルアカデミーが続く。向こう正面でラスカルアカデミーが先頭に立つと、そのままゴールまで。タカイチシービーは4コーナー2番手につけるも、届かず2着。逃げたスズカパトリオット3着。
4R サラ系一般C2(ハ) 1200m
マチカネムソウが出走。印も集めているし、ここは初勝利のチャンスだ。けれど、パドックでは厩務員さんに引っ張ってもらうような感じで歩いていて、しかもときどき立ち止まる。大丈夫かと、少し心配になった。
レースはミスカリフォルニアがハナに立ち、マチカネムソウ、エーブダイマジンが続く。向こう正面で全馬が一団となり、3コーナーでマチカネムソウが先頭に立ち、そのまま押し切って勝利した。2着はシルクヘリオス、3着エーブダイマジン。マチカネムソウはパドックではあのぐらい落ちついていた方が良いのかな。
5R サラ系一般C1(ホ) 1650m
パドックでは一番後ろをゆっくり歩いていたファンタジスタ。何となく好きな馬なので、今日は印も多くついてるので頑張って欲しい。
ハナを切ったのはファンタジスタ。キャッスルが2番手に続く。4コーナーを2頭並んで回ると、直線でキャッスルがファンタジスタを差しきって勝利。2着ファンタジスタ。
6R サラ系一般C1(ニ) 1700m
トリプルサークルはパドックで頭を下げて歩いていた。セイカステルスはなかなか格好良い。
レースは、オーミポーセレンがハナを切り、白いサプライズが続く。トリプルサークルは出遅れ。1回目の正面スタンド前ではマイネルライジンが先頭、続いてサプライズ、オーミポーセレン、トリプルサークルの順。向こう正面で全馬一団となり、4コーナーはマイネルライジンが先頭で回ると、直線でオーミポーセレンが差しきって勝った。2着マイネルライジン、3着トリプルサークル。
7R サラ系一般C1以下優勝 1650m
エースパシフィックはパドックの奥にいて周回してくれない。ちょっとショック。ハーバートボーイはまた発汗して入れ込んでいた。こういう気性の馬なのかも。
レースは人気のジョンナムラが危なげなく勝ち、これで3連勝。2着も2番人気のシノノメで固い決着。
8R サラ系一般B1(イ) 1700m
デインロウの栗色はいつ見ても綺麗だ。ナリタタイガーに会うのも久しぶりな気がする。毛づやは良さそうだ。
勝ったのは雄大な馬体のツインヤマト。あの大きな馬体でよく走るなあと、いつも少し不思議な気がする。
9R サラ系一般B1(ハ) 1700m
アルカング産駒のスウィフトベガ、前回会ったときよりも大分良く見える。別馬のようだ。写真には写ってないけれど、スウィフトベガは尻尾の付け根がしましまになっているのが、少しめずらしい。
スウィフトベガがハナに立ち、スターセレステが続く。少し離れてヤシロワンデー、ミステリアスドールという展開。向こう正面ではスウィフトベガが後続に2馬身差をつけて逃げる。結局、ゴールまで逃げ粘り、スウィフトベガが勝利。2着は4コーナーで2番手に着けたタマモフェスタ。
10R 新潟交通杯第21回銀蹄賞 アラ系一般オープン 1700m
パドックではラブリーハートが背が高くてとても格好良く見えて、去年パドックでは見栄えがしない印象(でも強い)があっただけに、少し意外。ローレルタイタンも毛色が光って見えた。
レースはテクノトライバルが先行し、2番手にローレルタイタン、3番手にラブリーハートが着けた。3コーナー付近でストロングゲイルがまくり、他馬をまとめて交わして余裕の勝利。食い下がったローレルタイタンが2着。ラブリーハートは3着。私が応援していたエルシドテキサスは4着。ボスが5着。ボス君は・・・見た感じ走りにくそうなのに、頑張るなあ。(注・ボス君は夏になると、睾丸がはれあがるのだ。)
11R 晩春特別 サラ系一般A1 1700m
ハイテンションパルが出走。名古屋遠征の前走で20kg減らしていた体重も10kg戻り、毛づやもチョコレート色に光っていて、馬体も良く見える。パドックではいつも以上に入れ込んでいて、アップで写真を撮ろうとすると白目を剥くし、返し馬でも頭を上下に振り振り走って行った。
他にもこのレースは役者が揃った感じで、普段は交流重賞に遠征して歩いているエビスヤマトや、逃げて強いセカンドゲス、そのセカンドゲスを前走で破ったアービルシーザー、4歳牝馬ながら差し脚鋭いミスツキオカなどの一戦級が名を連ねた。
レースはセカンドゲスとシャダバンが先行し、ハイテンションパルは3番手につけた。結局そのままセカンドゲスが逃げ切り、2着はアービルシーザーで東北サラブレッド大賞典の代表馬2頭の決着。エビスヤマトは後方から追いつめるも3着。ハイテンションパルは直線でじりじり下がり、結局1秒6差の7着。地元ではデビュー以来最低の着順だった。
敗因は何だったんだろう・・・。いや、それよりも、ハイテンションパルはこのレースを最後に川崎へ移籍。非常に複雑な気分。ちなみに、ミスツキオカもこの後大井へ移籍。ミスツキオカはいつも何故か奥にいて、パドックに周回に出てこないので不思議だったのだけれど、何だったんだろう。美人すぎるからとか。
12R サラ系一般B1(イ) 1650m
3歳牝馬ながらクリスタルオージャが古馬に挑戦。ショコラボーイは新潟で、私が好きな殿から追い上げる競馬をよく見せてくれていたけれど、三条ではどうだろう。
オースカーヒーローが先行し、芦毛のフリートスキー、ベンチャーソングが続く展開。クリスタルオージャも果敢に4番手追走。3コーナーで全馬1団となり、そこからベンチャーソングが抜け出して勝利。2着フリートスキー。3着ラブリージョージ。
私が初めて見た県競馬の重賞は、ラブリーハートが勝った去年の銀蹄賞でした・・・。一応、デジカメでない写真も残っている。思えば遠くへ来たもんだ。